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(26)姐さんのひらりん、ちと帰国 2024冬! 〜 姐さん歩けば犬吠にあたる


おフランスはもうすぐパリオリンピックだって近いのに、しとしと雨が続くいつにない涼しい毎日で、全くアツくなっておりません!

しかも今年は「オリンピックあるから書き入れ時前にヴァカンスから戻るように」との店長からのお達しで夏のヴァカンス前倒し。いつもより早いしゅっぱーつ👉

ってことはね、企画参加でぶいぶい言わしてると、全然終わんないんですよ。冬のヴァカンス記事が。
えー。ちとマイペースすぎ!?

で、また夏休みの記事で一年ぐらいかかっちゃったりしてオシオシこの先何年もネタには困らん状態が予想されまして...いやそんな古いお話誰が聞く。と思いきやニッポン人の取り柄は律儀なところ。みなさん、いつも楽しく読んでくださっているようで、姐さんウレシイ😍




前回のそとがわ外川も色々いただき、ありがとう外川🥰


と、長い前置きこの辺で、イキまっせ。


資料館でたっぷりお勉強(?)した後、再度銚子電鉄で一駅戻ってから、観光地を目指そうとしたところ、タッチの差であのノロ電...いやキャワ電鉄にイカれちまいまして。

始終おとなし目な道連れのK子さん、流石に焦って、
「あ〜〜、待って〜、乗ります〜、あと二人!」
って待ってくれたら時刻表いらないよ。
そりゃいくら経営状態のまずい赤字続きのローカル線だって、さすがに姐さんは待っちゃくれない。
ま、姐さん端から走っちゃいないんですけど。

えぇやないかい。「まずい棒」でも食べながらぼちぼち行こか。



〈姐さんMAP〉道無き道をゆく


シンメトリックに並ぶお家に広がるキャベツ畑。


ってことで歩き始めましたよ。
駅のおばちゃん言ってたしね。
「20分ぐらいですよ。」
ってね。(いささか怪しいのは経験済み)

早速見えてきた!
車窓からも見えた名物キャベツ畑。これね、「灯台キャベツ」と言って、生産量日本一🎌
黒潮の影響で冬でも温暖なので露地栽培。ここの春キャベツはとても柔らかくて甘いらしい。

そんなこと言ってるとイッちゃいました。
左側遠方に見えております。目的地。

遊歩道にキチンと沿って真面目に歩けばすぐですよ〜。

うわ〜、ここにもサボテンが。
既視感バリバリだぜ!


うわ〜、絵になる。絵にしたい。
灯台をバックに荒磯に波。
波に揉まれちゃいそう。

♪揉んで〜揉んで〜揉まれて〜揉んで〜
......
誰か止めてーーー。

ってこの後、目の前に工事現場遭遇。
仕方なく姐さん道外れちゃって、小さな階段を見つけたんで階段が好きさんを気取りここから上ろう。
すると、とんでもないことに!
林のような茂みのような中へ入り込んでしまい迷った! 黙って付いて来るK子さん! 
やべ。(さすがにお写真撮る余裕ナシ)
戻るの嫌いな姐さん前進あるのみ!

これさ、どっかのホテルの荒れ放題な裏庭って感じ😫前進しても抜けられんかもしれん!
と焦っていると、ふと目の前に現れた卓球場🏓
お、こりゃ助かった。
でも入れないでしょ、たぶん。
「お邪魔しま〜す...」入れる。
え〜、いいの〜、カギ空いてるよ〜。
しかし! 卓球場入口のドア、空いてないでしょ。
🚪カチャ。空いてる。
え〜、いいの〜。戻るのヤダからイッちゃうよ〜。プールまであるし〜。このままここでタダ温泉入れそう〜。
昔行った熱川のボロ温泉ぐらい古いな、と冷静なデザイン的判断。
程なくロビー現る。
え〜、こんな簡単に入れるの〜?
続いて、無人のフロント現る。

ここに来て、ぞ〜〜〜😱 こわ。
もしかして、無人ホテルかもーーー!

「K子さん! ココじゃないんですよね!? 日帰り温泉は。」
「いいえ、違います!」
は、そりゃ良かった。

姐さん安心しました、とそそくさと正面玄関より退散いたしました。
K子さん、止めてーーー。


あ、これや。

〈天然温泉大浴場〉
当館の自慢、1000坪の自然庭園が一望できます。



え...あの庭自慢やったんや。
失礼しましたーーー。


と、いつもの現実の世界に戻って来た感!
カ・イ・カ・ン...
運気上々、撮り鉄げっちん💪
コレって今回のベストショットかも!?
キャベツ畑入り〜。

銚子電鉄に気を取られている間、ふっと振り返ると...!!
にゃにーー!
こんな所に、「庭園風呂の宿入口近道だとっ。
小路マニア姐さんの弱点お見通しのような誘い方、やめてくれー😭

『S・O・S』♪ダメ、ダメ、ダメダメよ🙈



と言ってると見えてきたぜ、ノボリ!
ホッとしたので行ってみましょう。

ランチタイムだ。
お魚バクバクイッちゃうよ!

この辺では他にないのでココ一択。
右の回転寿司コーナーは混み混みですが左のお魚コーナーはすぐイケますと。
こういう時は迷いません。
すぐイキます!

で、メニューがこちら。お寿司もあり。
姐さんはしまたけ定食で!
出汁の効いた味噌汁が美味かった〜。
まさに漁師メシ。


お腹いっぱいになり、いつになったら着くんやろとちと心配しながら、再び近道発見。


やや不安になりつつも、K子さんに付いていきます。露天風呂、露天風呂...😆

海岸線へ戻り今度こそ目指せ! 東大...じゃなくて灯台!

だけどこの海岸、な〜んか見たことあるような気がするんよね〜。
一番最初着いた時からちと感じてはいたんですが、感度のイイ姐さんの感違いかな〜、いやん♥
なんて思ってましたが...



ですよね?
映画好きにはお馴染みの荒磯に波。

しかし今日はなかなか穏やかなご様子。
先程迷い込んだホテルがそびえております。
更にこの一帯は国の天然記念物に指定。

なかなか壮観な地層が見られます。
化石や琥珀も発見されているとか。

岩舞台での波しぶきが大迫力。

琥珀もこんなふうに時間をかけて出来たのかと思うと感慨深い。

恐竜が生きていた白亜紀、約1億3千年前の浅瀬でできた地層の岩は何だかステキ。


遊歩道は散策自由ですが、下りて行かれない立入禁止区域もあるので注意。(←誰が!?)

大昔は銚子の町は海の底だったそう。
地震や隆起を繰り返しこの様な地形になったようですね。

銚子ジオパークビジターセンターが、銚子の見どころを案内してくれるようなので、そちらも面白いかも。

🙌やっと到着〜! 犬吠埼灯台。
この「埼」という字が埼玉と同じ字なのね。

白い灯台と青空が対照的で目に沁みます。


白いポストもきゃわゆいん。


日時計もありました。

犬吠埼灯台は、1874年(明治7年)11月15日に初点灯。灯台入口に表記。重要文化財。

国産レンガ19万3千枚を積上げ建設。
高さ31.3mの西洋式第一等灯台。

階段は99段あります。
もちろん九十九里浜に因んでみました。

階段を上りきるとこんなモノが!
歯車好きな姐さんを喜ばせてくれましたが、何物なのかはいまいち不明。

やっと着いたー🙌
高所恐怖症の方は気を付けて。
姐さんは意外と高い所は平気です。



北 (君ヶ浜)


この影ね...
何かを連想してしまいます...

何故なら、中学の美術の時間。
石を彫ってハンコを作ろう。という授業にて。
姐さん簡単だと思って灯台をモチーフにしたんですよ。自分なりには結構早く上手く出来たんですね。そしたら新卒の美術の先生、
「コレはちょっと...いや、コレはちょっと...😅」
の連発で受け付けてくれない。
中学生の姐さん、😕何がイカンねん...
何点を貰ったのかは記憶にございませんが、きっとまだ実家の戸棚にあったはず。


ココね。荒磯に波。東映の。
四方を見渡し下りてくると、灯台情報が。


日本全国には上れる灯台が16基あります。
さて、みなさんは上ったことありますか?
つい意地になって全制覇したくなりそう。

灯台とお船は切っても切れない関係ですね。

ややっ。またしても怪しい形のモンみっけ。
だって灯台なんですから、ライトがあるのは当たり前。


こりゃまたずいぶん古時計。
ちゃんと動いてますね。


併設の「犬吠埼灯台資料展示館」。
調子の海流や海の話がわかりやすく。

こちらが国産第一号灯台用大型レンズ。
何しろデカいんです。

近くで見ると魚の目のようで。

ここは、旧犬吠埼霧信号所霧笛舎内部、でございます。

そう言えば、犬吠埼の名前の由来は、前回の犬岩になった「若丸」再登場。
君主の義経を思って七日七晩鳴き続け、八日目に岩になった若丸。
その若丸の声が遥か遠くまで響き渡り、犬吠埼と呼ぶようになったとか。

灯台から出てきて、お土産屋さんで地酒チェック。

この後、「絶景の宿 犬吠埼温泉」にて日帰り温泉を楽しみました〜。
なお、誠に勝手ながら露天風呂のお写真はカッツ・愛でございますん。あしからず♥

こちらね。


灯台と太平洋見ながら青空の下楽しんじゃいましたよ〜。
「お風呂はいつもココ。」
って言う地元のおばちゃんともお湯に浸かりながら仲良くなりました。
かなり長いことお喋りしてたんで、姐さんのお気に入りのサンセットにちょっとの差で間に合わず...




でも一応キレイな夕焼け空が拝めました、とさ。

さて、長い一日やっと銚子のホテルへ向かいます。
お疲れちゃん😘




あはん♥


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