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デイキャンプ<珈琲ブレイク編>


今日はデイキャンプのお話の続きを。

カレーをお腹いっぱいに食べた後、川の流れる音を聞きながらテントで気を失うように寝てしまいました。最近悪夢ばかり見ていてあまり気持ちよく寝れてなかったので、本当に、ぐっすりと。


起きたら16時半になっていて、川ではしゃいでいた子どもたちもどこへやら。静かになった川辺で、ずっと楽しみにしていた珈琲の時間。

本当は川で遊びたいと思ってたのだけど寝起きは体も重たくて、パートナーと顔を合わせて、

川遊びはもう、いっか、ってなりました。笑


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こちらが噂の6千円ケトル。ちょっと高いなぁと思ったけれど、こうして見てみるとやっぱりかっこいいので買って良かった!火力が強くないので、お湯が沸くのに少し時間がかかりました。

その間はぼんやりとケトルを眺めて、お洒落だね、ウキウキするね、なんて言い合いながら。


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お湯が沸いたら、小さくたためるコーヒードリッパーの出番。これがとっても優秀でした。ぺったんこにして専用のケースに入れたらコンパクトでかっこいいし、見た目もキャンプの風景に馴染んでて素敵。

好きなものリストでも挙げていたけれど、珈琲の粉にお湯を通してぶわあっと膨らむ瞬間を見ているときがとてつもなく好きです。

コーヒー豆はカルディで、『モカフレンチ』という深煎りのお豆を選びました。酸味のない濃いコーヒーが好きで、このモカフレンチは癖もなく苦味も強すぎなくて、とっても美味しかった!

カレーの隠し味に使ったチョコレートと合わせたらそれだけで幸せな組み合わせ。


川の隣でコーヒーを飲んで一息をつくと、おかしなことに、さっきまで満たされていたお腹に寂しさを感じます。

小さな鍋いっぱいのカレーとご飯2合を二人でたいらげた後だったのに……

自然の中にいるとお腹すく説ありませんか?


さっきお腹に入りきらなかったソーセージをいそいそと取り出してくるパートナー。

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これで、私が思っていたキャンプのイメージ3つが見事すべて叶えられたのでした。

私の頭のなかでキャンプのイメージは、
①自然
②小さいフライパンでじゅうじゅう焼いたソーセージ
③その場で淹れるコーヒー
と、いささか偏っているようにも見えますが、とりあえずこの3点が叶えれられればそれでよし、という感じで物を揃えていきました。

小さいフライパンでじゅうじゅう焼いたソーセージは、大げさではなく、いつもより数倍も美味しい絶品ソーセージでした。

こんな幸せなことってほかにあるのかなぁと考えながら…… いや、パートナーと話し合いながら。コーヒーをすすり、ソーセージにパリッとかじりつき。うーん、幸せ。


よく幸せって何なのかを考えるけれど、言葉にするのは少し難しい気がします。

何かが起きたから特別幸せなわけじゃない。うまく言い表せないけどこの時の感覚は幸せそのもので、たとえ細かい情景を忘れたとしても私はこの感覚をずっと覚えている気がする。

そんな幸福感でした。


***

デイキャンプの終盤をゆったりと過ごし、日も暮れかけた頃。あんなに楽しみにしていたデイキャンプがもう終わってしまうことに寂しさを覚えながら、テントを片付けていると私たちに、「〇〇さん?(彼の苗字)」と誰かが声をかけてきた。


「あ、〇〇さん、どうもどうも。」

そろそろデイキャンプの時間は終わりですよ、のお知らせかと思ったら。



「今日どうします?泊まってく?今日予約いっぱいだったんだけど、宿泊のキャンセルが一組だけ出ましてね。もしよかったら、そのまま泊まっても大丈夫ですよ。」


え〜〜〜???

パートナーと思わず顔を見合わせる。


こうして、私たちのデイキャンプは急にナイトキャンプになったのです。

つづく。

Camera:FUJIFILM X-T30
Lens:FUJINON XF35mm F1.4R

※レタッチ済み

次がラストかな。写真も載せたいと思います!
読んでいただきありがとうございました!


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