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【Meglog】言語維持は簡単ではない:留学経験者は実はメソッドを知っている|言語維持と歯磨き習慣

Hi there,
Do you brush your teeth every day?

今日は一度学んだことのある言語を日本で維持する方法について。


“話せるようになったのに時間が経つにつれて話せなくなってきた…。”
“日本で暮らしていたら英語を使う機会がない。” ”覚えてよく使ったあの英単語を忘れた。”

留学生など海外から帰国した多くの人がこの悩みを持っているので、ここで一度整理したいと思います。

必要なのは、話すこと、”インプット”、習慣にすること、です。


話すこと


言語の維持に必要なのは、「話すこと」です。
話さなければ、外国語はどんどん口から出て来にくくなります。

苦労して勉強してきた言語。
リスニング・読み・書きは比較的長い間保たれます。
ですのでドラマを見たり音楽を聴いたり、英文を多読したり、英語で誰かと連絡したりしていても、その3技能を維持できるのは必然といったところかもしれません。

話すことはというと…

多くの日本人にとって一番苦労して習得するのは話すこと=スピーキングですよね。
しかし一番早く失いやすいのはスピーキングなのです。

日本で外国語を話し続けるにはなかなかの根気が必要かもしれません。
日本で外国語を話す手段については下の記事で具体的に例を挙げているので参考にしてみてください。↓


しかし、「話すこと」だけでは現状維持できない環境が多いのが日本です。
外国語ネイティブスピーカーが比較的少なく、一経済大国で、仕事も、充実した社会保障制度もあり、日本語の充実したメディアも揃っています。国内で、日本語だけで生きていけるため、日々英語に浸かるのは難しいのです。


“インプット“も重要


日本で外国語を維持するために話すことと同じくらい重要なのが、“インプット”です。

国外で言語を習得するときにもまさに「話すこと(アウトプット)」で言語を伸ばせるのですが、
そのとき自然と同時に行われているのが“インプット”です。
外国語環境に浸り、自分の体験の記憶と絡めて言語を吸収し、使って覚えるからこそ、誰かとの会話の中で出会った単語や言い回し、反復して使った文は記憶に残りやすいです。

日本に帰り外国語に浸る環境がなくなるならば、
“そのインプット”は確実に自分でしていかなければいけなくなります。

しかし単語張で勉強するのは試験勉強の時だけにしてください。
「体験の記憶と絡めて言語を吸収し、使って覚える」
これが効果的に単語や言い回しを身に付ける方法だと既に体感したはず。

留学中言語面で学んだのは、言語そのものだけでなく、「どうやって身に付けたか」ではないでしょうか。

帰国後はこのメソッドを使うように、
”ネイティブスピーカーが実生活で使う英語文を準備し、実体験の中で使うことを積み重ねる”のが課題です。

つい単語張に走りがちですが、何が大切なのかと言ったら使うことです。新しく覚える文を用意したら、話すことでその文を覚えましょう。

これが留学中学んだメソッドを活かす、”インプット法”です。


習慣にする

“インプット”とアウトプットを続けることでようやく保てるのが言語なら、
歯を磨くように習慣にしてしまうのが、留学後言語を維持向上させる解決策です。
同じ外国語を話す相手を見つけ、文を反復練習する。それを続ける。

語学には終わりがありません。
どの学問もそうです。
人生ずっと勉強。学び続けるすべての人を尊敬します。



ぜひ会話を楽しんで。




では今週はこれで。
来週もMeglogお楽しみに;)

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