母親から何を言われても気にしない〜私は私を生きていく
実家の母が、育てた野菜を持って来てくれたときのこと。
先日の2泊3日の沖縄がいかに楽しかったのかを、私が母に話したんですね。
すると、母が苦笑しながら言ったんです。
「なんや千夏の悪いところが、全部出てるなぁ」
ん?どういうこと??と首をかしげる私に、
「予定を詰めすぎなんよ」と母。
ああ、そういうこと。
母の言いぶりに、思わず笑ってしまいました。
「あれもこれもやりたい」私
ボランディアで参加したイベントに加えて、沖縄在住の友人たちとの時間をとった私の行動は、母には「欲張りすぎる」と映るんですね。
◆初日
・早朝に家を出て沖縄へ
・友人の車で大好きなパン屋さんへ
・ミニ懐石でランチ
・イベントの打ち合わせ
・事前交流会の司会
・前夜祭で登壇者に挨拶
*ボランディアスタッフ仲間とワイワイ楽しんだ1日
◆2日目
・イベント会場の設営
・5セッションで司会
・交流パーティーに参加
・スタッフ仲間とふりかえり大会(セッションの様子をシェアしあう)
*早朝から深夜まで全力を出し切った1日
◆3日目
・早朝から仲間とおしゃべり
・車で移動
・地元の友人宅に立ち寄る
・別の友人家族とランチ&おしゃべり数時間
・さらに別の友人と空港でおしゃべり
*飛行機に乗り遅れそうになる
「友人たちのおかげで豊かな時間を過ごせて幸せだった♪」
という私の話は、母にとっては、
「また人に迷惑かけて……」
とネガティブな材料に聞こえるようです。
保安検査場に行くのが遅くなった点については、空港スタッフの皆様にご迷惑をおかけしたので申し訳なく思っています。
「欲張るのはよくない」と考える母
母が私を「欲張りすぎ」と諌めるのは、「欲張るのはよくないこと」という判断基準があるからでしょう。
一方の私は、「価値観を満たすことは欲張ってもいい」と考えています。
判断基準が違うので、意見が合わないのは当然。
だから、母から何を言われても、気にしません。
私には私の、母には母の価値観があるからです。
「大切にしていることが違うのだから、判断基準も違って当たり前」
それが納得できていると、自分とは違う行動をとる人や自分と違う考えを持っている人に対して、「どうして!?」とネガティブな感情が起こることがなくなります。
「あなたはそう思うのね」
と思えるから、心に余裕が生まれます。
かつての私は、その余裕がなくて、ちょっとした言動にイライラしていたものですが ^^;
「何がどうあれば幸せか?」は人によって違う
「あなたはそう思うのね」
と冷静に受け止められるようになったのは、
「自分にとって何がどうあれば幸せか?」
を言語化できたからです。
自分にとって大切なものがはっきりしているので、それが人とは違うこと、相手には相手の考える幸せの基準があることが、わかります。
どんなに仲の良い家族であっても、違うんですよね。
\大切に思うものは人によって違う/
これがはら落ちできていれば、人生がとても生きやすくなります。
もしもあなたが、親御さんやパートナーの言動に、イライラしたり、がっかりしたり、悲しくなったり、落ちこんだり……といったネガティブな感情が日常的に起こる場合は、あなた自身にとっての《人生で最も大切なこと=最高の価値観》を言語化するいい機会かと思います。
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