就職コンプレックスを抱えた社会人の末路1

新卒時代、私は就職コンプレックスを抱えていました。

その内容については前回の記事をご覧下さい。


大学時代の就職活動では、有名企業の最終面接で次々と落とされてしまい、内定ゼロになりました。
その後、なんとか運良く内定を頂けた会社に入社。

就活生には結構人気の会社だったのですが、
名前が知れ渡った、いわゆる有名企業ではなかった。

就職コンプレックスを抱えた私にとっては、
「こんな私が入れた会社」なのです。

心の芯にそういう考え方があると
仕事をしていく上でちょっと何かあると
心がモヤモヤしてしまうのです。

例えば、
•上司や同僚から理不尽な指摘を受けた→有名企業ならもっと良い上司や同僚がいたかもしれない
•サービス残業が発生した→有名企業ならサービス残業はないはず
•手取りが少ない→有名企業ならお給料がいいはず

また、この頃、出会いを意識していた私は、
3人の男性とお食事をする機会がありました。
3人とも私が思う有名企業に就職していた人でした。

⇧のモヤモヤを相談すると、
有名企業の人たちはそんなことはなかった。
•休日は上司や同僚と遊びに行くほど仲が良い
•サービス残業はなし
•ボーナスは寸志として一年目から支給

私の考えを裏付ける根拠を見つけてしまったのです。

「あぁやっぱり有名企業に入りたかった」

3人とも良い男性でしたが、
有名企業に対する嫉妬の念が邪魔をして
付き合うことはありませんでした。笑

(サービス残業に関しては、丁度入社時期がコロナ禍で最初はリモートワーク時の残業代が出なかったのですが、半年ぐらいでちゃんと支払われるようになりました。)

入社して1年たち、やっぱりモヤモヤが晴れない。
世の中は転職時代。
もしかしたら転職したら有名企業に入れるかも。
そんな淡い期待を抱いていたので、
入社2年目になる頃、転職活動を始めました。
とりあえず、リクルートエージェントやdodaに登録。
しかし、世間知らずの私。
入社2年目のスキルなしのペーペーが有名企業になんか入れる訳がない。
まず応募条件を満たせていない。どこにも応募できない。

「新卒カードを無駄にしてしまった‼️

新卒カードの大切さを身をもって知り、
これから人生逆転とか無理なんだ。
やはりこの会社で我慢して働くしかないのか?
人生に絶望しました。

この会社は辞められないと思ったので、
我慢して続けることにしたのです。

仕事は我慢の対価である

次回に続く。

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