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大人になってみて


#なりたい自分

というものを見つけたので書いてみようと思う。
現在26歳夫と子供、恋人はいない。
現在の仕事は音楽関係と飲食関係と簡単にまとめておこう。

子供の頃は捻くれていて(今もかもしれない)勉強は将来への無駄だ。と云ってテストに落書きをしていた。無論点数も悪いし本も嫌い。体育なんて意味がないと思い参加すらしなかった。(今もスポーツは好きではない)
私の世界を構築していたのはファッションとオカルトと音楽だった。それさえあれば良いと思っていた。屹度変な子だと思われて居たと思う。
実際日光は将来の肌に悪いと思いマスクをしたり、目が過敏なのでゴーグルをつけて中学時代投稿して保健室の先生に、精神を病んでると心配されたこともあった。笑える。

洋服屋さんに行っても好きな服が全くなくて文句垂れていたのも覚えている。そう云う出来事から自分で服を作りたくファッションの高等クラスへ入学したが、デザインというものとアートの違いがわからず入学したため悩んだ。アートは自由なものでありデザインとは依頼主の依頼を忠実に再現しなければならない。私は私によるものだけを作り出したかったので視点が違った。

高校時代


そして卒業して何をするわけもなく社会人として勤務。
高校時代の #なりたい自分  と云うのは

マシな写真(文化祭)



キャリアウーマン

だったのである。

毎日早起きして忙しなくすごくことがすごくかっこよく見えた。デザインやアートに携われたらと思った。
進学はしなかった。就職して社会に出る事こそが自立の道だと経験できると思ったからである。
今もそれは一理あると思っている。夢もなく大学に行き勉強をしてテストに追われるのは嫌だからだ。

私はテストのプレッシャーが嫌で学生を辞めることにした。

だから勉強が好きで、夢を追ったり夢を探すために進学する諸君は素晴らしいと思って心から尊敬したし、している。


成人した綺蝶

就職してみると数字数字の毎日。
私は上から押さえつけられることが大嫌いで云う事を聞いているようで心で罵っていた。
絶対上司よりも成績を高く取ることしか考えていなかった。
当時はアパレルの店員でお客様に褒められることが唯一嬉しい事であり、さらに生きがいは上司よりも売り上げをとることだった。

その時YouTubeでみたのは歌舞伎町キャバ嬢のチャンネル
引き込まれる話し方に、煌びやかな見た目は私を子供の頃の夢へと戻した。
その後薬局で社員になった私はそのチャンネルをよく見ていた。

その時期に芸能事務所にたまたまスカウトされていてレッスン費用を払うべくお金が必要だった。

そしてついに両親にこう伝えた。

私、歌舞伎町行く

父は水商売なんて、と数年前には批判していたのに何故か私が本気で伝えると『やってみろ』とだけ
早速やってみると、昼の仕事より多くお金がもらえた。初めていろんなサロンや服にも投資をした。完全に自己満足。
いざいろんなお店に面接行くと接客経験がほぼないことから落ちることが多い中、新規店舗が受からせてくれた。働きやすく女の子ともすぐ馴染んだ私は3ヶ月であっという間にNo.2になった。(今思えば嘘みたいだ)

キャバ嬢時代

そしてレッスンにも仕事にも真面目に取り組んでいた時に起こったのがパンデミックだった。

私のみならず当時の学生、社会人誰しもがこの世界の狂った日常に絶望しただろう。
私は仕事も辞めて家に篭った。だが貯金もあっという間に底をついて、働かねばならないと思い派遣のバイトをしたり田舎で水商売をやりながら暇な日にTiktokで歌を歌ったりした。

芸能事務所の方はあのあとお金を搾取されているだけではないかと思い退社した。

一人でもう色々やるんだと決めた(2年後に大手の事務所に入るがそこでも不満を抱え辞めることにした)

そして約4年程経つであろう頃にもっと合理的にお金がもらえて歌ができないか考えた結果ショーシンガーにいきつき応募してみると幸い受かった。
そこでいろんなアイデアが浮かび作詞作曲を始めた。はじめは趣味で始めた。自分のために。
そこから徐々にフォロワーが増えお客様が増え支えてくださる同業者が増え、アイドルの作詞作曲を手がけたり、今では各所で歌を歌えるようになり、一緒に働いてくださる方がいて、呼んでくれる場所がいて、高校時代に夢見た私とは違うけれど一歩ずつでも愉しく大人になれている気がする。

ショークラブで働く綺蝶

そういえば小学校2年の頃ハンナモンタナと云うアメリカのドラマを見て金髪に憧れ、いつかステージで歌ってみせると思った。
14歳の頃の学校の合唱コンクールも絶対クラスで優勝して県大会に出るんだと決めた。
屹度自分で気づくずーーーっと昔から、私は歌を歌いたかったんだと思う。
想像していた大人とは違うが撮影されたり、母の仕事をすることは凄く愉しい。嫌な事も勿論あるけど達成する度に、自分のレベルがかなり上がっている感覚が有るのだ。

別途でいずれ記載するが、本当に恥の多い人生且つ複雑な出来事が多い人生だと自分でも思う。
でもみんな各々苦悩や理想はあると思う。
諦めなければ夢は叶うとは思わない。
だが、行動し続ければ何かに絶対繋がる。
なるようになるし、在るべきところに行きつくのが人生の不思議である。

実際本が嫌いだった子供の私は、今じゃ古典文学が好きだ。
それも、音楽を通して好きになったのだ。

人生はギャンブル

勝っても負けても愉しければ良いと思う。

終わり。

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