こころとからだを癒してくれる白湯の魅力

お水を温めるだけのとってもシンプルな飲み物、白湯。
そんな白湯が、「最強の飲み物」と言われているのをご存知でしょうか。

「ただのお湯でしょ？」と思うかもしれませんが、実は、5000年の歴史を持つ世界最古の伝統医学“アーユルヴェーダ”でも、白湯はからだのバランスを整えてくれる飲み物だとされています。

アーユルヴェーダでは、人やあらゆるものが、火、風、水の3要素でできていると考え、これらの3要素のバランスが取れている状態が理想なのですが、人によっては、火が強かったり、風が強かったりと、体質はさまざま。

ちなみに私は火の要素が強め。

何かひとつの要素が過剰に多くなってしまったりすると、からだのどこかに不調が出ると言われています。

そして、白湯はこれらの3要素をバランス良くあわせ持っているので、どんな体質の人にも合い、足りない要素を補ってくれる素晴らしい飲み物なんです。

さて、なぜ白湯がこの3要素を持っているのか？
その秘密は、白湯の作り方に隠されています。

実は私は以前、白湯が良いという情報をなんとなく知って、身体を温めるために、とにかくお湯を飲めばいいんでしょ？って思っていました。

もちろん、冷たいお水より、お湯を飲んだ方がからだには良いです。

実家にいた時は電気ポット、1人暮らしの時はケトルで沸かしたお湯を飲んでいました。

でも、違ったんですね。
白湯を作るにはもう少し手間暇がかかるのです。

▼白湯の作り方
①やかんに水を入れてフタをし、強火にかけます。お水は水道水でも可。※換気扇をまわすのを忘れずに。

②沸騰したらフタを取り、湯氣が上に上がるようにします。泡がぶくぶく立つ程度の火加減に調整します。

③そのまま10分〜15分沸かし続けます。

④沸いた白湯を飲める程度に少し冷まして、すするように少しずつ飲みます。

残りは保温ポットなどに入れておけば、好きな時に飲めて便利です♪

さて、白湯が3要素を持っている理由がわかりましたでしょうか？

「水」を「火」にかけて、さらに、沸騰したお湯の中に氣泡を作り、しばらく沸かし続けて湯氣を上に上げていくことで「風」の要素が加わって、3つの要素が全て揃うんですね！

これらの３つの要素が、からだのバランスを整えて、健康へと導いてくれるなんて、なんだかメルヘンの世界みたいな話ですが、私はこの世は本当にメルヘンみたいだな〜と思って毎日生きています。

▼私が愛用している銅のヤカンです♪

ピカピカすぎていろんなものが映り込む。笑

▼私が愛用している保温ポットです♪

可愛くてテンションあがります♡
お気に入りのものを大切に使うっていいですよね✨

白湯を習慣的に飲み続けることで、冷え性の改善や、デトックス効果、ダイエット効果、美肌効果などなど、様々な効果が期待できると言われていますが、そもそもからだのバランスを整えてくれる飲み物ということは、バランスが崩れたことによって発生している人それぞれのあらゆる不調に働きかけてくれるということですよね！

なんと有難いことなのでしょう。

それと、上記の白湯の作り方を始めると、それなりの手間暇がかかりますので、その分余裕を持った時間に朝起きたりするようになり、出来上がるのを待っている間や飲んでいる間、なんとも愛おしい時間が流れるのです。

具体的には、、、
・飲むとからだが温まってほっとして癒される。
・自分のからだを大切にしているこの感じが嬉しい。
・お水を温めただけなのになぜかほんのり甘くて美味しくて幸せ。
・温かさがからだに浸透していくのを感じる。
・マグカップをくれた大切な人の顔が思い浮かぶ。
・水、火、風、などの自然界への有難みを感じる。
・自分もこの自然界や宇宙の一部なのだと実感する。

などなど。
精神的な面での好影響もかなりあったな〜と思っています。

それから、、、

白湯を生活に取り入れるようになって、しばらくすると、だんだんと冷たいお水が飲みづらくなってきました。

ですが、私が仕事へ行く際にいつも通っているお気に入りのヴィーガンランチのお店では、氷は入っていませんが、冷たいお水が出されます。

そこで一度、勇氣を出して言ってみたんです。
「すみません、お水の代わりにお湯をいただくことってできますか？」って。

そしたら、笑顔で「できますよ〜」と言ってすぐに持ってきてくれました。

「冷え性なの？」って聞かれて、「そうなんですよ〜、なるべく温かいのを飲むようにしてて」って軽い会話をしたりして。

そしてすごいのは、その次の日からも毎回必ず私が行くと、何も言ってないのに、どの店員さんでもお湯を出してくれるようになったこと😭

もう本当に本当に感謝の氣持ちでいっぱいなのです。こうしていろんな人のお力もお借りしながら、私は健康を取り戻していけるのだと思うと幸せすぎて泣けてくるのでした。

寒さ厳しくなってまいりましたので、氣が向きましたら、みなさまにも温かいお白湯を召し上がってもらえたら嬉しいです！
やかんでなくても蓋つきのお鍋でも大丈夫です♪

どうかくれぐれもご自愛くださいませ♡