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ドラマや映画のように

みなさんは、ドラマや映画はお好きですか?

私は好きです。

楽しいですよね。

自分のことじゃないのに、笑ったり、泣いたり、感動したりして。

私は、まるで自分が登場人物になったかのように、感情移入して、悲しんだり、喜んだりします。

スリル満点な映画を見れば、自分は安全な場所にいるはずなのに、ドキドキして手に汗をかいたりします。

そして、映画を見終わってから、しばらく余韻に浸るタイプです。映画を見たことによって、考えさせられたことにじっくりと向き合ったり、新たに学んだことや、気付いたことを味わいます。

映画だと、起承転結があったりしながらも、綺麗にまとまっていて、だいたい2時間くらいで完結しますが、私は自分の人生も「超・超・超!長編映画」のように見つめることで、すごく人生が生きやすくなりました。

私にとって、この人生は、私が主役のとっても長い映画なんです。

もし、辛いことや、悲しいことがあっても、それは映画のストーリーの中での重要なシーンだととらえます。このシーンがなかったら、私の長編映画は成り立たないくらいにとっても重要な部分なんだと思うと、救われます。

想像してみてください。

魔女の宅急便で、キキが魔法を使えなくなるシーンがなかったら、どうですか?

アナと雪の女王で、エルサが自分の力をコントロールできなくて、周りの人を傷付けてしまうことに悩んでいるシーンがなかったら?

そんなの全然面白くないですよね???

人生もそれと同じだと私は思います。

辛いことも、悲しいことも、全ては紡がれて、私だけの物語ができあがっていくんです。

こんな風にまるでドラマや映画を見るように、自分の人生を見つめると、なんだか楽しくなってきます。

もちろん、悲しいことが起きれば、全力で悲しみます。

でもそれと同時に、「この後の映画の展開はどうなるのかな?」って気持ちを持ち合わせているだけで、とても気持ちが楽になるんです。

仕事でトラブルがあっても、「この出来事は、後々のストーリーの中で、いったいどんな繋がりを見せてくれるのか?」そんな風にわくわくして過ごすことができます。内心焦ってはいるんですけどね。笑


私が父に教わった言葉があります。

恐らく、父もどこかで学んだ言葉なのでしょう。

全ては、必要・必然・ベストで起こっている。

しんどい時にこんなこと言われても、正直「はぁ?意味わかんないし」って昔は思ってた。

でも今ならわかる。

この私だけの長編映画で起こる様々な出来事は、全て必要で、必然で、自分にとってベストなタイミングで起きているってことを。

それらの出来事には、自分の心が映し出されていて、宇宙が私に大切なことを教えてくれていることも。

今ならちゃんとわかる。

この人生で出会う人はみんな、私が主役の映画に出演してくれている登場人物。

大好きなあの人も、そして嫌いなあの人も。

道ですれ違う人も。noteで出会うみなさんも。

みんなみんな、道端の猫も、嬉しいことも、辛い出来事も、全部、私の映画をよりドラマチックにするための演出。

同時に、私も誰かの長編映画の脇役やエキストラになっていて、お互いに大切なことに気付くために出会っているんですよね。しかも、必要で、必然で、ベストなタイミングで。

毎秒、毎秒、あなたはあなただけの物語を紡ぎ、私は私だけの物語を紡ぐ。そうしてできた物語の糸と糸が交差して、縦糸となり、横糸となり、大きな大きなタペストリーになっていく。カラフルでキラキラと光るオーロラのような巨大なタペストリー。そんな私たちの物語が織りなす美しいハーモニーを味わいながら、私は私の物語を紡ぎ続けたいと思います。

そして、何より重要なのは、私たちは決められたストーリーの長編映画の主役をただ演じているだけではないということ。主役であると同時に脚本家でもあり、映画監督でもあって、自分の物語は、全て自分で好きなように変更可能です。つまり、どんな映画(どんな人生)にしていくのかは、全部自分次第で決められるということ。

ドラマや、映画鑑賞が好きだと冒頭で言いましたが、最近はあまり見なくなってしまいました。

だって、自分にとっては、自分の物語が最高に面白くて、何よりも感動するんだってことに気付いてしまったから。

今は、この自分の人生の長編映画をどんな作品にしていくのかを考えるのに夢中です。














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