見出し画像

東京ホカンス @浅草ビューホテル

定番化した、友人との東京ホカンス。

2022年ラストは、
浅草ビューホテルさんへ。

初日はあいにくの雨。
彼女とホカンスをするときは雨が降る確率が高い。
どちらが雨女かを討論するのも、もはや慣れっこ。
でも、雨が降ろうが降らまいが、気にしない。
一緒に過ごす時間が充実することは保証されているので。

15時チェックインに合わせてホテルに到着。

観光客が徐々に戻ってきて、にぎやかなロビー。

30分ほど並び、いよいよチェックイン。
そわそわしちゃって、館内の説明を聞きそびれそうになるの、いい加減やめたい。
気持ちの先走りを抑えられない系女子です。

宿泊する部屋は10階。
エレベーターの上る速度が遅く感じる。

カードをかざし、いざ。

クラシカルで広い室内に歓喜。
と同時に、スカイツリー側の部屋じゃなかったことに少し落胆。
もちろん、絶景だけれど、欲を言えば部屋からスカイツリーを一望したかった。

でも、ホテルが最高なことに変わりはない。
雨に濡れる浅草を、いつもとは違う景色として映すことができるんだから。

20階にある眺望室からは、スカイツリーが見えるとのことで、早速行ってみた。

どっちが上野?こっちが私の家の方?かなちゃん家はあっちだ!と、
彼女はいつも無邪気に東京の位置関係を教えてくれる。

たぶん癖なんだろうけれど、
それに気付いていないところが愛らしいなと思う。

夜ご飯はホテル近くの焼肉屋さんを予約していたので、
眺望室を後にして向かう。

5日前に親知らずを抜いていたので、
焼肉を食べられるか不安だったけれど、
流血してでも体がお肉を求めていた。
わたしのnoteを読んでくださる方は、誇大な表現にも慣れていってほしい。

百名店にも選出された本とさやさん。

外観から“間違いない”ことが伺える。

お肉は半人前から注文できたので、
カルビ、レバー、ハラミを半人前、大好きなタンは1人前で。

1人前でこのボリュームは頭が上がらない。
レバー ハラミ カルビ

どれも絶品だったけれど、質の良い脂のカルビくん、君がずっと脳裏に焼き付いているの。

黄身を割る役目は任せてほしい

ユッケビビンバという大好き×大好きなメニューを発見したので、
頼まずにはいられない。

これぞ飯テロ

そこにお肉を乗せるという、一周回った悪行をしてしまった。
許してください、幸せなので。

絶対にまた来ますと強い意思表示をしてごちそうさま。
幸せの余韻でしばらく動けなかった。

ホテルへ戻る前に夜の浅草を散策。

雨の夜に訪れる浅草寺、
ぼんやりと夢幻的な佇まいがすごくいい。

お芋たい焼き

甘いものは別腹ということで、たい焼きを買ってホテルへ戻る。

さて、ホカンス旅の醍醐味である、夜な夜な女子会。

肌荒れを気にしながら食べる、
ドーナツやピーナッツチョコやポテトチップスは格別。

数ヶ月ぶりに会うわけでもないのに、
なんでこんなにも話が尽きないんだろう。
特別じゃないことだって特別にできるのは、女の子の特権な気もする。
他愛ない会話が嗜好となるのだ。

田中みな実のあざとさに感心しながら、
翌日のモーニングとランチを決めて、就寝。

モーニングとランチのカフェは東京カフェシリーズで紹介しようかな。

常套句になっている。
ホテルで迎える朝が、なによりも好き。

知らない場所、知らない景色、
はじめての手ざわりに、いつも新鮮にときめく。

一面を雲が覆うAM7:00。
もうひと眠りしてこよう。

昨日とは違う空模様。
耽美な浅草が目いっぱいに広がる。

最近、視界が混雑することにうんざりしていた。
目にしたくないタイミングで不要な情報が飛び込み、
心が追いつかなくなり、疲れと気疎さが溜まる一方で。

たくさんの情報が集約される東京に息苦しさを感じていたが、
そんな東京を眺めて、美しいと思うことが可笑しい。


「tokyo」を流しながら、ゆっくりと2日目の浅草散策の支度をする。

素敵な時間を、ありがとうございました。

喫茶店でランチをして、
どら焼きをお土産に買って、
隅田公園でのんびりと時の流れを感じた。

「平和だねぇ」とまったく同じタイミングで口にしてしまう。

旅のプランはもちろん、
一緒にいるのが彼女だから、こんなにも心地良いんだよね。
本当に、いつもありがとう。

自分らしく在ることに手を抜いてもいい。
想像とは違う世界を受け入れられなくてもいい。
窮屈だと感じたら、余計に贅沢を頬張ればいい。

来年はどんな東京を見られるかな。
東京でどんな自分を生きられるかな。

今年も残りわずか。
焦らず、毎日をきちんとなぞっていこう。








この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?