【前十字靭帯断裂の旅】なんとなくマシになってきた手術後7週目

正直、あまり変化を感じない日々が続いている手術後7週間目。
毎日変わらずにリハビリに取り組んでいますが、膝の屈曲伸展や筋力に劇的な変化はありません。

ただ、手術後6~7週間目頃から、手術後にずっとあった膝まわりの腫れがおさまり始め、自分の膝の形がうっすらとわかるようになってきました。最初は、前腿側の外側から腫れが引き、徐々に膝頭の腫れが引いてきたように思います。傷まわりの赤みも薄くなり、すっきりとしてきました。

自分の膝っぽくなってきた手術後8週間目

手術後7週目から泳ぎを再開

この週からスポーツジムに復帰しました。
まだまだできないことが多くありますが、前十字靭帯損傷前と同様に、鏡張りのスタジオでのストレッチや筋力トレーニング、マシーンを使っての筋力トレーニング、ステーショナリーバイク、スイミングをおこなっています。

スイミング復帰は様子を見ながら、初回はプルメインの500m、2回目は軽くスイムを混ぜながら1000m、3回目は1250mと、脚の調子を見ながら日々調整しています。今はまだ手術後の不安定期ということもあるので、念のために靭帯用のサポーターを着用して泳いでいます。

まず、水に入った感覚としては「手術前よりは少しまし」という感じ。キック動作の感覚は、膝の屈曲伸展がまだ不完全なため、健脚時の10~30%のパワーと50~70%の可動域といった印象です。
やはり、左膝が右膝同様に150度以上の屈曲と過伸展気味の伸展、元通りの筋力まで回復しないと本来の泳ぎができなさそうです。とりあえずは、靭帯の再構築が終わる頃まで、プルをメインに練習していきたいと思います。

見た目は細くなっても意外と筋肉はある?

手術前から約1.5か月ぶりに、インボディで筋肉量などを測定してみました。
入院中も体幹と上半身の筋トレは続けていたのであまり変化はありませんでしたが、下半身は過去3か月で下記のように変化しています。

前十字靭帯を損傷する前(約3か月前):左脚7.1kg、右脚7.1kgの筋肉量
前十字靭帯再建手術前(約7週間前):左脚6.8kg、右脚6.7kgの筋肉量
現在:左脚7.3kg、右脚7.1kgの筋肉量

ちなみに、両脚のサイズを計測しても、まだまだ2~3cmの差がある状態です。筋肉量は手術前よりも増えていたのに少し驚きました。

普通の自転車にはまだまだ乗れる気がしない

手術後7週目頃から、リハビリ施設のステーショナリーバイクやスポーツジムのエアロバイクに乗る時に違和感なく膝を曲げられるようになってきました。

もしものことが起こらないように装具をしっかりと装着して、所有している自転車にまたぎペダルを漕いでみましたが、結果は惨敗。私が普段乗っているロードバイク、家族が所有しているシティサイクル(ママチャリ)ともに、ペダルが漕げませんでした。

理学療法士さんからも、そろそろ普通の自転車に乗ってみてもよいかもと言われていたので、かなりがっかりしました。あと10度くらい屈曲できるようになれば乗れるかもしれません。

まだまだ装具なしでは眠れない過酷な睡眠事情

前十字靭帯再建手術のリハビリに必要なものは、適切なエクササイズ、栄養、休養、良質な睡眠、忍耐力などです。残念ながら、手術後から今まで、「朝までぐっすり」眠れたことは数えるくらいしかないように思えます。

私は、手術後からずっと、装具を少しゆるく装着して寝ていますが、夜中や朝方に傷まわりの痛みや違和感、装具の圧迫感などで目が覚めることが多く、ここ1か月ほどの睡眠は、「良質な睡眠」ではなく「まあまあの睡眠」といったところでしょうか。

実は、ここ数日、理学療法士さんの了承もあって、装具を着けないで寝ることに挑戦しています。しかし、仰向けになってしばらく経つと左膝の違和感と痛みが気になり始め、結局、夜中に起きて装具を着けてから眠るというルーティンになってしまっています。十分な睡眠が執れなくなってしまっては元も子もないので、まだしばらくは装具ありの睡眠を続けようと思います。

一緒に前十字靭帯のリハビリをしている方は手術後4週目頃から装具なしで寝ているようなので、膝まわりの違和感や痛みの感じ方などは、寝る時の姿勢や寝相などによるのかもしれません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?