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Epsode 11 -Life Thema 成人期 3

この頃よく参考にしていたのが『非常識な成功法則』の著者、神田正典氏である。マインドマップやフォトリーディング、全能思考などのビジネススキルを身につける為に自己投資した。
会社での違和感を自己研鑽することでモチベーションを保っていた。本当は辞めたかったが、やはり生活のリスクと、一番は勇気がなかったのである。

合併後、待ち受けていたのは理不尽なリストラと、このあとずっと苦悪しいむことになる『人間関係』である。
自分の性格上、楽をしたり、忖度したりといったことが非常に苦手である。
自分が尊敬できる人の指示、命令なら聞くが、そうでない者の言うことには正論で返してしまうのだ。
まあ、こんなやつはドラマの中の世界だけでしか存在できず、現実にはサラリーマン失格なのだが。。。できないものは、仕方がない。

しかし、転機がおとずれる。本社から元の会社で知っている人が支店長で転勤してきたのである。
企業文化が同じだったので、話も通じやすかったし仕事の評価の価値観も近く、最速で管理職へ上げてもらった。
管理職になるとまた見える世界が違った。無能者ほど上にいるというジレンマだ。今にして思えば、当たり前なのだが、当時はわからなかった。
自分の言うことに絶対的に服従する者が、側近におかれるのである。会社なんてどこもそうなのだが・・・そのことを知ったのはある本である。

『人蕩し術(ひとたらし)』無能唱元著である。戦国時代、いかにして豊臣秀吉が出世できたかを説いておりなるほどと納得した。(俺にはできない)
この本は「自分の人生の成功や幸福はすべて自分の潜在意識『アラヤ識』がつくりだすもの」という願望達成法を教示しているので、そちらの方が
おもしろい。それは別の機会にご紹介します。

管理職といっても担当企業がはずれるわけではないので、単純に仕事量と労働時間は増えた。
しかし、自分がある程度コントロールして人員計画から組織体制を構築できたことは、飲食時代の店長経験が活かせて楽しくもあった。
数字は右肩上がりで、人員も増やすことができた。
ここだけ見ると順調そうだが、人間関係、特に上司との折り合いは良くなく。それはずっとつづくことになる。

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