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#13 やばいよ、やばいよ、

【前回の内容】↓

トレーニングの成果もあり
「マテ」「お座り앉아(アンジャ)」を覚えたボナム。
そして「アイコンタクト」まで取れるようになった。
アイコンタクトとは簡単に説明すると、
愛犬が飼い主に「注目」する状態のことだ。
目を合わせて初めて、愛犬は命令を聞く姿勢になる。
アイコンタクトができるということは、
愛犬が飼い主を信頼している証拠なのだ。
詳しくは、下記の記事を参考にしていただきたい。

■アイコンタクトについて

愛犬がちゃんと指示を聞いた時は
褒めることがとても重要だ。
私もその手のタイプだが、
褒められないと何もしたくなくなる(ぇ
しかし、どのタイミングで褒めればいいのだろうか。
色々なサイトを調べた結果、ポイントをまとめてみた。

1.褒めるタイミングは命令どおりに動作を完了した瞬間
  (1〜2秒の間)
2.褒めの言葉を統一する
3.飼い主の褒めるリアクション


■しつけタイミングについて

また愛犬ご褒美は「おやつ」だけとは限らない
愛犬をよく観察し、何が一番「良いこと」なのか
理解することが大事だというのだ。
場合によっては、スキンシップの場合もあるし
おもちゃの可能性だってある。
ボナムの場合は一択「おやつ」なのだが…。

とにかくタイミングが命ということで
私は常にズボンにドックフードを忍ばせた。
いつでもどこでも、ボナムを褒められるように。
ボナムが指示を聞いたときは、
すぐにフードを差し出した。
おやつロボットのように瞬時に出し
「すごいね〜偉いね〜」とオーバーリアクションで
ボナムを褒め称えた。

どこのしつけ本にも書いてあるオーバーリアクション。
そのオーバーの加減がわからず
私はひな壇に座っている芸人のように
失敗したときはズッコケしぐさをしたり
成功したときは「えらああああああい!」と
喉ちんこが見えるぐらいの大きな声で褒め上げた。

…完全にリアクション芸人だ。
見えない何かに私は踊らされている。
熱湯風呂があれば、押すなよ押すなよで入っていったり
ザリガニが目の前にいれば、
当たり前のように鼻に挟むように
指示を聞いた=オーバーに褒めるという
しつけの決り文句が
私の体に染み付いてしまった。

その結果、、、


ボナムは褒められる快感のあまり興奮してしまい
ビシャビシャと嬉ションしてしまうのだった。

名称未設定のアートワーク

やばいよ、やばいよ。
褒めておやつをあげたら、おしっこかけられる
どこぞのSMプレイか。お前は、馬鹿か?
おしっこかけられて、リアクションできるほどの力量を
私は持ち合わせていない。
一進一退、コマンドを少し出来たと思ったら
シモの問題、そしてまだ最大の難所
分離不安の疑いのある要求吠えも残っている。

なんでおしっこすんだよ、
お前の褒め方が悪いんだよ
ボナムがおしっこ我慢すればいいじゃん
なんだとぉぉぉぉぉぉぉ

ッチュ♡

ってキス芸で全て問題解決できたら
世の中上手くいくのに…と
出川と上島のキス芸を思い出しながら、
ボナムのおしっこを
ノーリアクションで拭くしかなかった。

サポートしていただきありがとうございます!サポートは全てボナム(愛犬)に還元しようと思います^^