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憧れを超えた侍たち 世界一への挑戦

自己肯定感が低いので、自分ひとりだけで映画を観に行けず。
タイミングを逃したので、もう観られないかと思っていた『憧れを超えた侍たち 世界一への挑戦』。野球日本代表チーム「侍ジャパン」が、2023年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で優勝するまでの軌跡をたどったドキュメンタリー。
なんと、Amazonプライムで観ることができました。

どうしてこんなにも胸が熱くなってしまうんでしょうかね。
高校時代、真っ黒に日焼けして、白球を追いかける高校球児の汗と涙を間近でみていた野球好きの元野球部マネージャーとしては、冒頭から涙が溢れてしまいました。


栗山監督を中心に、ほんとうに、歴代No.1、最強の侍ジャパンでしたね。
やっぱり大谷翔平くんの存在はとてつもなく大きいのだけれど、
骨折をおしての活躍、あまりに強い気持ちをみせてくれた源田とか、
あのほっそい身体でどうしてあんな豪速球を投げられるのか、いや、体全体が鞭のようにしなるからだろうけど、って思う朗希とか、ヤンチャなイメージしかなかったけどやっぱすごいねダルビッシュ、とか。いろいろ思いながら。


準々決勝ラウンド、イタリア戦。
同点で迎えた3回、1アウト1塁の場面で、セーフティーバントをした大谷翔平くん。
思わず、「バントーーーーーーーーーーーー!!!」と叫んだ方は少なくないはず。わたしも叫びました。
このときのセーフティーバントについての、
「日本代表のチームの勝利より優先する自分のプライドはなかった」という彼のことばはとても印象的でした。

日本代表、侍ジャパンの一員として、世界の頂に立つための最良と思われる選択を、彼らは瞬間瞬間にしていたんですよね。
ほんとうに野球が大好きで、野球がたのしくて、勝ちたくて。
負けたら終わりの短期決戦で、とてつもないプレッシャーを感じながら戦い抜いた侍ジャパンの選手たちに、おめでとうとありがとうという気持ちでいっぱいです。




ほぼ日刊イトイ新聞のこちらも、ちゃんと栗山監督の声で脳内再生されるほど、栗山監督、WBC関連はいまでもまだよく観たり聞いたり読んだりしています。


大谷翔平くんは、WBC後の今シーズン、目覚ましい活躍ってことばにしてしまうとチープに感じるほどの活躍をみせてくれています。
憧れを超えたけど、彼の天井はまだまだ高いんでしょうね。
すでに伝説。
ほんとうに、同じ時代で彼の活躍を見られることがとてもしあわせです。


さて、今年も熱い夏がまもなくはじまります。
甲子園。
(なにもこんな暑いなかでやらなくても、という声は最もだと思いますが)

すべての高校球児が、侍ジャパンの勇姿をみたことでしょう。
なりたい者になるための選択を、彼らはしてきたでしょうか。
そして、これからもしていけるでしょうか。
どんな熱い闘いが繰り広げられるのか、いまからとてもたのしみです。



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