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2024パリオリンピック開会式は録画で見ました

日本時間午前2:30から、をオンタイムで見ると1週間は体調に支障が出るので、録画で翌日に見ました。
2024パリオリンピック開会式、2024年7月26日19:30からかな?日本時間で27日2:30から。

録画で見ましたので、適当に早送りしながら見ました。
まず、パートに分けられ、それぞれキーワードが振られていたのがいいなと思いました。
あのキーワードの文字のフォントはなんという字体なのでしょうか?ヘタウマのような、そして細くて読みづらい、のはわざとでしょうか。
こうしたフォントといったささいにみえるものにも一つ一つ、意味や演出があるんじゃないか、と深読みしてしまいますね。

最初の方のレディ・ガガさんのレビューで、2020東京オリンピックの開会式とは全然違うな、これはザ・フランスという感じだなあ、と感嘆しました。
レビューもフレンチ・カンカンもムーラン・ルージュといったキャバレーのレビュー的でした。
ファッションショー的な場面や、画面の枠取りも含めて映画的な場面や、衣装やメイクや色使いや、それらそれぞれが、これがフランスなのですよ、と思わされてしまうものでした。
コンシェルジュリーの生首や血の演出や、ドラッグクイーンなどなど、政治的なメッセージ性も多分に含まれていつつ、批判を想定の上で実現させているところもすごいなと感じました。

また、アーティストもオリンピアンも、フランス人でない人が登場しているのも、日本ではあり得ないだろうなと思いました。
まずもって、初めてスタジアム以外で開会式を実施するだけのことはあり、これまでの「開会式ってこういうもの」という枠から意識して超えている事柄が多いのでしょうか。

20年以上にしかも2年だけですがパリに住んでいた経験のある身としては、あそこで開会式をやっちゃうんだ、すごいなーと感嘆しきりでした。
ちょうどバカンスシーズンだから、パリ中心部から離れている市民が多いからできるのかな?と勝手に想像したり。

エッフェル塔の光のショーもトランスがかっていてすごかったですし、最後の聖火台の点火からセリーヌ・ディオンさんの熱唱までは、本当に美しい映画のようでした。

とはいえ、NHKのアナウンサーさんからはあまり解説がなく、この人はどなた?という人も多かったです。
きっとnoteに専門の方が解説記事を書かれているにちがいない、と思って検索してみたら、アンジェリックさんの詳しい記事がありました。とても分かりやすくて、すっきりしました!

また、フランス主要メディアでの開会式の評価を取り上げたヨーロッパ文化かぶれの愛知県民さんの記事もとても参考になりました。

衣装などについてはVOGUE JAPANの記事がわかりやすかったです。

我が家の子どもたちも、さっそくSNS上でこの開会式について批判が沸き起こっているのを見ていました。
これに関して、「SNS上で繰り広げられる対立が広がる原因となる要素」を60年後に死ぬ慶應生さんが記事にされていました、とても勉強になりました。

パリで7月下旬であんなに長時間雨ザーザーって、あまりイメージになかったです。
開会式でダンスされている方が足滑らせて挫けないかな、と勝手にヒヤヒヤしてました笑。

私はドキドキが苦手なので、競技は結果が出てからハイライトで見る派です。
オリンピック出場者の方々は、出場されること自体が超絶素晴らしいので、オリンピックはぜひ楽しんでいただきたいと一市民としては思っております。


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