作品完成に終わりはこない?

先日お伝えした「チューリップ」の創作が一段落したタイミングのことです。昨年末、年始の挨拶用に描いた「パンジーと子虎」の完成度にどうしても納得がいかなくなり、さらなる創作に取り掛かりました。

このように一度は完成したと思った作品であっても、飾ることによって日々眺めるようにしていると、作品完成に終わりがこないように感じることがあります。

いつまでも終わりがこないだなんて、一見するととてもストレスのかかる状態のような気がしてしまいます。このようなストレスから一旦は開放されるために、絵を公にしてしまうことが大切なのかもしれません。

実際には、水入れの具合はこれでよかったのか、もう少し色味を足した方がよいのではないかと、飾った絵を眺めるたびに自分自答しています。創作中はもちろん自問自答の連続なのですが、その時至らなかった自分の中の正解が、月日を経ることで見えてくることがあるような気がします。

なので描いた絵をすぐにしまってしまうのではなく、飾ることによって絵と向き合うことも大切にしたいなと思っています。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

引き続きよろしくお願いします。

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「パンジーと子虎」



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