あーす@自作スケッチで大人の塗り絵

日々愉しむを軸に、自分で描いたスケッチを使って、俗にいう大人の塗り絵をしています。これ…

あーす@自作スケッチで大人の塗り絵

日々愉しむを軸に、自分で描いたスケッチを使って、俗にいう大人の塗り絵をしています。これを「自作スケッチで大人の塗り絵」と呼んでいます。創作にまつわる出来事をここへ記します。どうぞよろしくお願いします。 写真無断転載✖️

最近の記事

作品完成に終わりはこない?

先日お伝えした「チューリップ」の創作が一段落したタイミングのことです。昨年末、年始の挨拶用に描いた「パンジーと子虎」の完成度にどうしても納得がいかなくなり、さらなる創作に取り掛かりました。 このように一度は完成したと思った作品であっても、飾ることによって日々眺めるようにしていると、作品完成に終わりがこないように感じることがあります。 いつまでも終わりがこないだなんて、一見するととてもストレスのかかる状態のような気がしてしまいます。このようなストレスから一旦は開放されるため

    • 使っている水筆のこと。

      今回は「自作スケッチで大人の塗り絵」にて、水彩色鉛筆画を水彩画風に仕上げるときに使っている水筆のことをお話します。 先日お伝えした、STAEDTLER社karat aquarell水彩色鉛筆の公式付属品として取り扱われている、ステッドラー ウォーターブラシの中筆を使っています。 「水筆の筆洗いは一体どのようにするのだろう。」これは当初、私が抱いた疑問です。水筆の筆洗い方法は、水を補填した水筆の持ち手を押しながら、筆先の水を雑巾でぬぐうだけ。バケツにくんだ水を用意する必要

      • 作品完成しました。

        先日よりお見せしている作品「チューリップ」がようやく完成しました。 前回は、水彩色鉛筆を使ってチューリップの色付けを終えたところまでお伝えしました。 このあと、水筆(水筆の詳細については次回紹介します。)を使って、水で色を馴染ませていきました。色鉛筆のタッチを残しつつ、ぱっと色鮮やかに変化したのが分かるでしょうか。自分でも想像していなかった仕上がりとなるこの変化が楽しみの一つとなっています。 さらに、チューリップの背景として青空を描き加えました。背景があるのとないのとで

        • 観葉植物として描いて飾る。

          「観葉植物に囲まれた生活をしてみたい。」そんなあこがれを誰しも一度は抱いたことがあるのではないでしょうか。私もそんなあこがれを抱く一人です。そして、あこがれのまま現在に至っています。 パキラやカジュマルなどメジャーなものから流行りの多肉植物まで、手を変え品を変えトライした過去はもちろんあります。観葉植物に対する勝手なイメージではありますが、何年も長持ちして楽しませてくれるものだと思っていました。 ですがお恥ずかしい話、1年と長持ちさせるのに成功したことがありません。はっき

          作品の経過と時間のやりくり。

          先日に引き続き、作品の経過をお見せしたいと思います。 前回は、「チューリップ」を題材にえらんだ経緯、そしてスケッチを終えて大人の塗り絵を開始したところまでお伝えしました。 あれから2週間じっくりゆっくり大人の塗り絵を進め、チューリップの色付けを終えました。 今後は、水筆を使って水彩画風に仕上げていきます(以下、これを「水入れ」と呼びます。作品によっては、色鉛筆のタッチを活かす目的で「水入れ」しない場合もあります。)。さらに、チューリップを活かす背景を考えて描き加える予定

          作品の経過と時間のやりくり。

          使っている水彩色鉛筆のこと。

          今回は、「自作スケッチで大人の塗り絵」にて色付けするときに使っている水彩色鉛筆のことをお話します。 一般的に「大人の塗り絵」というと、シンプルな色鉛筆を用いることが多いと思います。自身の場合、これに代わって水彩色鉛筆を使っています。水彩色鉛筆は、水を補填した筆で色を馴染ませると発色を増しながら水彩タッチの絵に仕上げることができるのが特徴です。 また市販の「大人の塗り絵」は、下絵のプリントされた用紙がツルツルしており、色付けに水彩色鉛筆を用いるのは不向きかと思われます。自身

          使っている水彩色鉛筆のこと。

          絵を描く✕旅すること

          絵を描くようになって変化したことの一つに、旅への向き合い方があります。ここでの旅とは、宿泊を伴って遠くへ行くことだけではなく、日常を少しだけ離れて近場へ出かけることも含んでいます。 旅への向き合い方について具体的に記していきたいと思います。 まずは旅する目的について。 絵の題材を探す目的で、植物園や植物鑑賞型のお祭りなどへ好んで行くようになりました。また、絵の鑑賞目的で展覧会へも足を運ぶようになりました。 続いて旅先での行いについて。 まずは、植物園や植物鑑賞型のお

          作品の経過と題材えらび。

          今回は、noteを書きながら進めている作品の経過をお見せしたいと思います。 題材は「チューリップ」にしました。 先日娘の誕生日を迎えまして、そろそろいい年頃かなと思い、初めて花束のプレゼントをしました。そのときメインに選んだお花がチューリップ。お花屋さんで一足早く春の訪れを感じられたのが嬉しく、「これだ!」と選びました。 娘はというと初めてもらう花束のプレゼントに胸いっぱいの様子。喜んでもらえました。 そんなエピソードを込めて「チューリップ」の創作をはじめました。

          スケッチに使っているペンのこと。

          今回は、「自作スケッチで大人の塗り絵」にてスケッチするときに使っているペンのことをお話します。 先日の紹介本~永沢まこと先生著『絵を描きたいあなたへ』~で知った、耐水性ペンのPIGMA04を今のところ使っています。近所の文房具屋さんにて1本200円で購入できました。 これを購入する前にボールペンを使ったこともあるのですが、所々にインク溜まりができて線にムラが生じてしまいました。PIGMAの耐水性ペンではそのような問題がありません。 また自身の場合、スケッチしたあとに水彩

          スケッチに使っているペンのこと。

          背中を押してくれた一冊の本。

          今回は、絵を描くこと、そして絵を公にすることについて背中を押してくれた一冊の本を紹介します。 それは、永沢まこと先生著『絵を描きたいあなたへ』(1997年初版発行)という本です。 出会いは、行きつけ図書館の持ち帰り自由コーナーにて。タイトルをひと目見た瞬間、すっと心に飛び込んできました。持ち帰り、すぐに読みました。 初めて絵を描こうという人向けに作者自身の失敗をふまえ、「役に立つ」「入り口」、つまり絵の描きはじめ方を実践さながらに見せてくれる本です。 読み終える前、す

          背中を押してくれた一冊の本。

          うちにある絵画のはなし。

          うちにある絵画について、「自作スケッチで大人の塗り絵」を始める前後で比べてみました。 始める前に持っていたのは、夫からスペイン旅行土産にもらった、ピカソのゲルニカの複製画。それと新婚旅行先のオーストラリアで購入した、色鮮やかな海中の絵の2枚。気が向いたときに玄関に飾る程度でした。 始めて9ヶ月経った今では、自作の絵にはなりますが、5枚の動植物の絵をリビングや廊下に飾るようになりました。無機質だった壁やドアに温かさが宿ったようで、とても気に入っています。幸い、家族も喜んでく

          noteはじめました。

          こんにちは。はじめまして。あーすといいます。 自分で描いたスケッチを使って、俗にいう、大人の塗り絵をしているものです。これを「自作スケッチで大人の塗り絵」と呼んでいます。 スキマ時間に趣味として始めて、9ヶ月ほどが経ちました。2022年は、作品投稿を継続していくことも目標の一つなのですが、何か新しいことも始めてみたいと思い、創作にまつわる出来事をここへ記していくことにしました。 どうぞよろしくお願いします。