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【書評】すべての仕事はクリエイティブディレクションである+参考文献一覧📖

普段言語化できていないモヤモヤを、誰かに
「〇〇とはこういうもんだ!!!」
と断言されると、「へえー😲」と思わず納得してしまうときがある。

しかも、それが実績のある名前の知れた人ならなおさらで、それが絶対的なフレームワークとして自分の中の「考え方の骨格」にまで影響を及ぼすことさえ稀にある。

この本もそんな一冊。クリエイティブディレクターがやるべきことは以下の4つと断言している。これが正しいかどうかなんて知ったこっちゃないのだが、確かに仕事でやるべきことをクリアにするにはもってこいの考え方だと思う。それが以下の4つ。

1.ミッションの発見
2.コアアイデアの発見
3.ゴールイメージの設定
4.アウトプットのクオリティ管理

一つ一つ解説するとこんな感じ。

1.ミッションの発見

「なんとなく不満」ではなく、コレ!という根本的な問題をピンポイントで見つける、というもの。料理で例えるなら「なんとなくおいしくない」ではなく「塩味が足りない」とか「ダシが出てない」とか「臭いが気になる」といったところだろうか🤔

2.コアアイデアの発見

これは簡単にいうと「よりよい状態に変える解決策」。どんな?と言われるとなかなか難しいのだけれど…
たとえばの話、エスカレーターと階段があって、あなたは階段を歩かせたい場合どうします?

普通なら「階段を歩くと健康に良いよー!」的なことを言ってしまいそうなところを、床面にセンサーをおきピアノの音を出すことで「楽しそうだから階段にしてみよう!」と自然に思わせる。みたいなことでしょうか。(本にはこんな事例載ってませんよ、ぼくの勝手な例です)

3.ゴールイメージの設定

これは「ターゲットとの抵触面を考える」ということ。その成果物(ポスターとかムービーとかサイトとかetc)とユーザーが出会った時に何を思わせたいか?「驚き😳」なのか「笑い😆」なのか「感動😢」なのか「クール!😎」なのか、

4.アウトプットのクオリティ管理

これはシンプルに、妥協せずにどれだけクオリティを高められるか?という話。

「じゃあ実際のところ、具体的にどうすんのよ?」っていう話が、このあと続いていきます。他にもアイデアの出し方、世界の有名なクリエイティブディレクターとの対談や、これからのクリエイティブディレクター論みたいな話が掲載されてます。広告界隈だけでなく、物事を考えたり企画したりするのが好きな人は必見の価値ありです!

さてここからが本題。

巻末に著者である古川裕也さんが今回参考にされた文献が掲載されていたのです。本好きのぼくとしては、ここが一番知りたいのです。「何を読めばこんな思考が身につくのか?」の源泉が書いてある訳ですから!

というわけで一覧を以下に掲載!!!

…と思ったら、結構文章量が長くなっちまった😵ので、続きは明日で。お楽しみにー。

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