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「スモールキャップ」 ─type the END vol.05

気がつきゃもう2月。。もはや月一コンテンツになってきました。。でもまぁ、続けますよ!復習の意味も込めて!

今回のテーマはスモールキャップに関して。

そもそもスモールキャップって?

スモールキャップ(スモールキャピタル、small capital、small caps)というのは一言で簡単に言うと小文字に見合った大きさで作られた大文字のことです。上にあるタイトル画像をご覧ください!type the ENDの“ND”が、大文字なのに小さくなってるの、わかりますよね?これ、大文字を打ってからそのあとわざわざ小さくしてるわけじゃないです。ちゃんと、そういう指定をしているのです。実際、スモールキャップ専用に作られてるため文字の太さやカーブなども微妙に調整が加えられています。

どうやって使うの?

photoshopであれば↓のボタンを押せば変わります。おおよそ他のアプリケーションも同様の大きなTと小さなTを組み合わせたアイコンかと思います。

どんな時に使うの?

ま、正直なところ「厳密にこうしなさい!」というような基準はないのです。ただ「大文字表記なのだけれど、あまりに悪目立ちするとき」なんかに使うと、控えめになってバランスを取りやすいと思います。

実際、この記事のタイトルである type the END もデバイステキストで読むと END がかなり特長的に目に入ってくると思うのです。ところが画像に用いられてるようなスモールキャップにすることで、「あれ?そうだったっけ?」くらいに自然に流せちゃうのです!

オリンピックの選手名のテロップとかでも、よく使われてます!

他にもよく目にするのが人名ですね!「姓を大文字+名前をスモールキャップ」だとか「姓をスモールキャップ+名前を小文字」にしてみたりと、色々な表現があります。その他、細かい使い方に興味がある方はWikipediaでもご覧くださいましー!
https://goo.gl/2sbL35

ちなみにペティートキャップ(Petite caps)なんてーのもありまして、これは小文字の高さ(x-height)とおんなじ高さの文字を示してます。
※スモールキャップの場合は微妙に小文字の高さより高い

今回はこんなところでしょうかね。そろそろビール飲みたくなってきたんで、今日はここまで!!

次回は数字のオールドスタイルフィギュアとライニングフィギュアに関して!ではまたー♪

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