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頭じゃなくて「心」で選択すること

コスメにハマってみて、いろいろ試してみて、
気づいたことがあります。

それは
「結局わたしはシンプルが好きだ」ということ。

休日のきょう、ベースメイクに、眉毛、
チーク、口紅、ハイライト、という
「最低限だけど血色が良くて元気そうな顔」
のメイクが、一番しっくりきているんです。

結局わたしは「ナチュラル」や「シンプル」が
好きなんだよなぁと"原点回帰"したのでした。

思えば、わたしの横浜のばあは、
(おばあちゃんのことをばあと呼んでいます)
薬局を営んでいて、
カネボウの化粧品も扱っていたので、
物心ついた時から、
化粧品とは買う物ではなく
「ばあのお店で貰うもの」でした。

いろんなアイシャドウを試させてもらったけど、
結局わたしは「コーラルピンク」のパレットを、
繰り返し繰り返し使っていたのでした。

あまりにもその色がお気に入りだったから、
それ以外のアイシャドウは、眼中になかった。

でも、そのお気に入りが、
やがて廃盤になってしまって、
それと同じような色のパレットを
いろんなブランドで探したけれど、
結局どれも、しっくりこなかったんですよね。

茶色すぎるんだよなあ…とか、
ピンクが強すぎるんだよなぁ…とか、
絶妙に、わたしの心にヒットせず
「探すのがめんどい」「失敗するのだるい」
という気持ちで、
コスメの熱から遠ざかってしまったのでした。
(それに高校生や大学生の頃はお金がなかったので、
いろんなものを試すことに躊躇してたのもあります)

で、先日。
口紅を通年1本しか使ってなかったわたしが
気分でもう1本リップを買ってみた時のこと。

それをインスタに載せたら、
「わたしも同じの使ってるよ!」
と教えてくれた友達がいたんです。

その子は中高時代の親友とも呼べる存在で、
当時から、肌も、髪も、めちゃくちゃ綺麗で、
学年1のモテ女子でした。

相変わらずかわいいので
「〇〇のおすすめのリップ、他にもある?」
と聞いてみたら、すっごく丁寧に、
5本くらいのリップを教えてくれたのです。

その時わたしは
「え?!リップって5本もいるの?!
使い分けてるの、、?!かっこよすぎ、、!!」
と、衝撃を受けました。

そして、その友達のように
「気分に合わせてリップを選ぶ」を、
わたしもやってみたくなり、
そこから口紅を買い揃え、
アイシャドウもいろんな色を使ってみて、
と少しだけコスメに沼り、今に至るのであります。笑

で、少しだけ沼った結果、
コスメやメイクで、自分がこだわりたいポイントが
いくつかわかるようになりました。

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