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#オススメしたい一冊:モチヅキ編


皆様どうも、モチヅキです。

今回のリレーテーマは【オススメしたい一冊】ということですが、その一冊の紹介はひとまず置いておいて、先ずはモチヅキと本の出会いから。


記憶上だと1番初めにハマった本で覚えているのは、原ゆたかのかいけつゾロリシリーズです。
僕と同世代の方々はかいけつゾロリから本の面白さを知ったという人が多いのではないでしょうか?

小学校の図書館において、かいけつゾロリシリーズは大人気で、毎回借りる順番を予約してワクワクしながら数週間待っていたことを覚えています。

かいけつゾロリを卒業し、その後ハマったのは星新一のショートショートや筒井康隆の短編SF小説。

これももうどハマりでして、端から読み漁ったのを覚えています。
短編というのも当時のまだ集中力のない自分によく合っていたのだと思います。
世にも奇妙な物語を観ていて、これ星新一の◯◯が原作じゃん!となったことも結構あった気がします。

その後はミステリーにハマり、江戸川乱歩の怪人二十面相シリーズや赤川次郎の三毛猫ホームズシリーズをよく読んでいました。


がしかし、中学校に進学し部活が忙しくなり始めたあたりから本を読む習慣が失われはじめ、活字と触れる機会も少しずつ減っていきました。

恥ずかしながら中学校では図書館で本を借りた記憶が一切ございません。
そもそも図書室自体の記憶がありません。。


その後高校に進学すると、通学の電車の時間が片道1時間と長かった為、その時間でまた少しずつ小説を読むようになりました。

この頃は当時流行っていた海堂尊や伊坂幸太郎、東野圭吾の作品を押さえつつ、浅田次郎や司馬遼太郎の歴史小説も好んで読んでいたような気がします。

今回ご紹介させていただく一冊は、その当時に読んだいた中から選びました。


終末のフール 著・伊坂幸太郎

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有名作家の伊坂幸太郎の作品の中では割とマイナーな作品かもしれません。(映像化されていないのも要因だと思います)

ですが僕の中では1番好きな作品です。

内容はというと、
8年後に地球に小惑星が衝突し人類は滅亡することが判明し、そこから5年経過した(つまりは人類の余命が残り3年)人々の生活を切り取ったものです。

この作品が面白いのは、人類が地球滅亡を阻止しようと試みる壮大なストーリーではなく、様々な混乱や悲しみがありながらも5年をかけて人々が地球滅亡というその事実を受け止め、落ち着きながらも残りの余生と向き合い行動する様を切り取ったものという点です。

誰もが1度は想像したことがあるであろう、地球が滅亡するとしたら何をするか、それまでどう生きるかというテーマ。

重いテーマではありますが、終末のフールはその重さを感じさせず、あたたかな心情にさせてくれる一冊です。




余談ですが、伊坂幸太郎というと映画化されている作品も非常に多いです。

その中でモチヅキが好きな映画を1つ紹介。


アヒルと鴨のコインロッカー

リレーテーマの本題とそれてしまうので、詳細までは書きませんがこの映画、面白いです。
調べてみたら動画配信系のサブスクにおいてもアマゾンプライムとネットフリックスにて配信しているそうです。


梅雨時ということあり、次の休日にはおうちでまったり読書や映画鑑賞を楽しんでみては如何でしょうか?


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