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名古屋【トライアローグ 横浜美術館・愛知県美術館・富山県美術館 20世紀西洋美術コレクション】愛知県美術館(愛知芸術文化センター10階)

会期:2021年4月23日(金)~6月27日(日)
場所:愛知県美術館(愛知芸術文化センター10階)
休館日:毎週月曜日(ただし5月3日[月・祝]は開館)、5月6日(木)
開館時間:10:00〜18:00
金曜日は20:00まで(入館は閉館の30分前まで)
滞在時間:企画展/約1時間10分
     コレクション展/約20分
作品規模:大規模
観覧料:一般 1,400(1,200)円
高校・大学生 1,100(900)円
中学生以下無料
※一部公式HPより引用

この美術館までの行き方は以下をご覧ください。

前回の愛知県美術館の展示から楽しみにしていたこの展示。
横浜美術館・愛知県美術館・富山県美術館の3美術館のコレクションを
一同に観ることができる展覧会です。

写真撮影OK、SNS投稿もOKの作品をあります。

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まず、入るとパブロ・ピカソの作品。
彼はキュビズムで有名ですが、
それを創始する前の作品を見ることができます。
(一度でいいから、ゲルニカを見に行きたいですね…。)

こちらはフェルナン・レジェの作品。

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キャプションには、
「1930年代のフランスで流行した、
微生物などの不可視の世界を写した微生物写真などが
影響しています。」とあります。
(正直「SNSのない時代に、どうやってそんなの流行ったんだろう…」と思います。笑)

こちらは宣伝ポスターやチラシなどにも掲載されていた
ルネ・マグリット「王様の美術館」。

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マグリットだと誰もが分かる作品です。
(そういえば幼い頃、両親に名古屋のマグリット展
連れてかれた記憶があるな、と思ったら2002年でした。
曇天に鳥を形どった青空が描かれた作品のポストカードを
買ってもらった記憶があります。)

その他、SNSに写真は上げられませんが
アンディ・ウォーホルの有名なマリリン・モンローの作品も。
これはバンクシーがオマージュした作品でもあります。

また、「そうきたか!」と隙をつく技法や
展示方法を編み出した作品も。

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こちらはウラジーミル・タトリンの「コーナー・反レリーフ」という作品。
ホワイトキューブと揶揄される美術館ですが、
デットスペースになりがちな四隅に展示する作品です。

この展示は幅広い年代を展示しながらも
社会問題、特に戦争をテーマにした作品が多く
私たちにとっては紙をペラペラめくって知った気になっている事が、
彼らにとって思想や人生そのものに影響を与えたのだと実感します。

また、この展示には「トライアローグ展鑑賞サポートアプリ」があり、
会場のQRコードを読み込めば聞くことができます。
より、作品を深く理解できそうです。

この展示は横浜美術館・愛知県美術館・富山県美術館が
開催ということもあり、3美術館巡回しています。
横浜美術館はもう終了してしまいましたが、次は富山県美術館で観ることができます。

富山県美術館
会期:2021年11月20日(土)〜2022年1月16日(日)〈予定〉
横浜美術館〈終了〉
会期:2020年11月14日(土)~2021年2月28日(日)
※リリースサイトより引用

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続いて、コレクション展。

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このライオンは三沢厚彦の作品。
あれ?どこかで見たことある…。
もしかしたら美術の教科書に載っていたかもしれません。

続いて、石田尚志の作品。
公式HPには「線を少しずつ描いては撮影する
ドローイング・アニメーションで知られる作家」とあります。

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作品の上に立つこともできます。

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それぞれの映像作品が、それぞれの別の音楽を奏でながら混在する空間は、
入ってくる情報量が多く、カオスな空間でした。
でも、こんな感覚って生きていてそんな回数ありませんよね。
面白い体験でした。


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