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ジョサイア・コンドル著 山口静一訳『河鍋暁斎』岩波文庫  感想文続き

 私は時々デッサンのことについて、なんとか文章で書こう(図説を載せたらわかりやすいのに!)、なんとか文章だけで表現してみよう、と挑戦しているが、どうしたものかとうんうん迷うこともある。今回のコンドル氏も画材の用意法から画法まで全て文章で表現している。それがわかりやすかった。実際には、読みながら実際に筆を動かしたわけではなかったから、もしかすると、これはどうしたらいいんだろうというところが出てくるのかもしれない。けれど、それよりも、きっと読みながら実際にやってみるとより理解できるんじゃないかと思いながら読んでいた。文章だけでもこんなに表現できるんだぁと感動した一冊でもあった。

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