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久しぶりの山

久しぶりに山に登った。
今回は山好きの母と一緒に。

夏の終わり頃から現在まで就活をこん詰めていたので、ここ数ヶ月は就活の選考の合間に気が向いた時に登っている。(就活は今も継続中😶)

2月の初旬に登ったので、標高500mもない小さな山でも少し雪が残っていた。

数日前に到来した寒波で積もった雪は、この日の晴れ間のお陰で気温もあがり、一気に溶け出していた。
雪と泥で踏み進める度に足元は泥だらけだったが、それはそれで滑らないように地面を注意深く観察しながら、山道を踏みしめて歩くのが楽しい。

アルプスのように標高は高くはないけれど、久しぶりに登る山は自然にふれる喜びと楽しさを呼び起こしてくれる。山岳部の活動は、苦労や辛かったことも多かったが、やっぱり登ってみると、山と自然が好きなんだなと思える。(山岳部のお話はまたの機会に👋)

私の山が好きな理由のひとつは、下界では出会えていなかったいろんな人と出会えること。

挨拶やほんの少し言葉を交わすだけだけれど、ちょっとした会話だからこそ、根が人見知りの私でも気負うことなく話せる。どこから来たのか、自分の行ったことのない地域のこと、どんな山に登ってきたのか、好きな山のこと...など、お互いの話に耳を傾ける。

今回も山頂付近まで登り進めると、一組の登山グループに出会った。

中高年の女性4人グループで、登山仲間なのだそう。
福井県から来られた方もいて、山頂からみえる遠くの山の雪景色に感動されていた。初めて会う方でも、一歩ずつ山を登ってきて同じ景色を見て一緒に感動できるのは、山でしか味わえない。

遠くにみえる山

年配のご夫婦にも出会った。

年に一度、夫婦でこの山に訪れるのだそう。
過去にはアルプスの山々に赴き、今年の夏は水晶岳に行こうかと計画中とおっしゃっていた。
私はまだ北アルプス・裏銀座は行ったことがないので、縦走したいなぁ、と思っていた今日この頃。
またどこかの山で出会えたらいいなと思い、「お気をつけて」とお別れした。

のんびり歩いたり、寄り道したりして往復3時間ほどで下山した。また就活が落ち着いたら、アルプスや八ヶ岳、北海道、様々な山にもいきたい。

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