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運命の出会い。

信州やまほいく 普及型と特化型

親子で「生きる力」をはぐくむために。
これを旗印として掲げたからには、なるべく自然に触れられる環境を、
ということで、「信州やまほいく」認定されている保育園の中でも、
より自然の中で過ごさせてくれるところを探すことにしました。
もちろん、ただ遊ばせる、だけじゃなくて、その園が大切にしていることもみてみて、心が動く園にしようと、片っ端から見ていく覚悟で見ていたところ、なにやら興味深い区分を発見しました。

認定区分と認定基準
保育や幼児教育の多様性を尊重し、保護者と保育者が選べる2つの認定区分を設定しています。

信州型自然保育(特化型)質、量ともに自然保育に重点を置いて取り組んでいる活動
【特化型の主な認定基準】

1週間で合計15時間以上、屋外を中心とした体験活動が行われている。
通算2年以上の自然体験活動の指導経験がある常勤保育者が半数以上いる。
安全管理の専門講習を受講した常勤保育者がいる。
信州型自然保育(普及型)他のプログラムと合わせて、自然保育にも積極的に取り組んでいる活動
【普及型の主な認定基準】

1週間で合計5時間以上、屋外を中心とした体験活動が行われている。
【 2つの区分に共通する主な認定基準】
屋外での子どもの自然体験活動が、毎月計画的に実施されている。
屋外での子どもの自然体験活動に使用できる場所が園庭以外にあり、優先的に使用できる。
自然体験活動に関する外部の研修等に参加した常勤保育者がいる。
対外的に自然体験活動に関する事例発表等を行った常勤保育者がいる。
屋外での体験活動時には、安全管理に十分配慮した保育者の配置体制をとっている。

信州やまほいくの郷より引用

特化型、普及型問わず、そもそも自然保育の研修を受けていなければいけないとか、ただ自然の中で遊ばせるだけじゃないんだなと、信州やまほいく、ただものじゃないなと、素晴らしいな、とフツーに感動しちゃったわけですが。

特化型の屋外活動、週15時間以上ってことは、一日3時間以上は外で過ごすってことになる。。。

「すごくない?!✨」

都内で3年の保育園生活しか知らない私たちにとっては目から鱗でした。

ということで。

「特化型でいこう👍✨」

単純。笑

でもでも。
せっかく移住するんだし、「信州やまほいく」を思いっきり感じてみたい!!って思ったんですよね。

流石に、特化型はそんなに多くはないです。
そりゃそうですよね、やっぱり大変だと思います。
保育者だってそうそういないと思う。

でもでも。だからこそ。
特化型に認定されている保育園は、
どの保育園もみんな、自然の中で育てるということに、
ものすごい熱い想いを感じたのも事実です。
(普及型にそれを感じなかったというわけではありません。)

全ての特化型の保育園のHPを見に行きました。
どんな特徴があるんだろう、子供たちの雰囲気はどんな感じだろう、
何を一番に推してるんだろう。。。

正直本当に迷いました。笑

どこもそれぞれとても素敵な魅力が満載で、とても捨てがたい。。。
むむむ。。。

地理的な部分で、北は今回は見送り、というのがあったので、
泣く泣く断念したところもありましたが。。

最終的に残ったのは2園。

実はここには、今回の飯田市への移住の決め手になった保育園はなかったんです。笑

伊那市か佐久市の2園。
ここで本当に迷って決めかねていた時。

迷いすぎてもうこれ以上はわけわかめ~😂😂

という状態になってしまったので、もう一度ほかの園と比べてみよう、
ということになり、特化型保育園、もう一回見に行きました。笑

そうしたら、結構見てないところがそれぞれの園で見つかり。。。
何を見てたんだ、って感じでしたけど、沢山見ていくうちにちょっと雑になってた部分もあったんですねきっと。笑

ということで、もう一度丁寧に見ていったら、
ある園のHPの「保護者の声」というページに書いてあった内容にものすごく心を打たれたのです。

というか、私が感じていたすべて、私が求めていたものすべてが書かれていたという印象でした。

「見つけた!!!!✨」

もう、迷う隙間がないくらいに、「ここにしよう!」と即決でした。

佐久市と伊那市の保育園で迷いに迷ったあの時間。
それも、今思うと、もしかしたらこの保育園に導かれていたのかもしれませんね~!
ふっしぎ♪

保育目標「子どもを真ん中に 子どもを信じて待つ保育」

自然保育 のっぱらHPより引用

モンテッソーリ教育でも「信じて待つ」ということをとてもとても大切にしています。
でも、わかっちゃいるけどやめられないんですよ!!😂😂😂
カルビーかっぱえびせんなんですよ!!😂😂😂😂😂😂
実際おうちモンテをやってみて、どんなに知識としてあっても、頭でわかっていても、日常生活においてそれを実践するのは本当に本当に大変だと痛感していました。

だから、この保育目標がどれだけ大変な目標なのか、そしてどれだけ大切な目標なのか、っていうことがわかったうえで、先述した「保護者の声」を読んだとき、「ホンモノだ!」って思ったんですよね。
まさに運命の出会いでした。
「ビビビッ⚡」ですよ。(本当にあるんですね。)

そしてもう一つ、私が素敵だなと思ったもの。
それが「共育」。
親も子供と一緒に育っていこうということ。

親は、偉くもなんでもなく、子供も親も同じ一人の人間で。
だから、一緒に育っていくんですよね。
このスタンスもモンテッソーリ教育にもありましたが、
私の親としての未熟さをこれまた痛感させられた一つの課題でした。
だから、私も成長していきたいなと。
ここでならきっとできるんじゃないかなと。

そしてそして。
最後の最後に。
見た瞬間になぜか涙が止まらなくなってしまった一言。
先述した保護者の方の記述の中にそれはありました。

「いい母親ではなく、幸せなお母さんになりましょう!」

自然保育 のっぱらHPより引用

ずっと人の目を気にして子育てをしてきた私にとって、
どれだけ救われる一言だったでしょうか。

こうして私たちは、「自然保育 のっぱら」に出会い、
飯田市に移住することを決意したのです。

さあ!決めたらもう動くだけだ~!!
こういう時の射手座は早いぜ♡

ということで次回は、弾丸旅行で行った体験保育の様子をば♡

あれ、今回の記事で書こうと思ってた不思議なこと、
次回に持ち越し。。。(;´・ω・)
ごめんちゃい。笑

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