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生まれて初めてエチオピア料理を食べた場所はパリだった。

パリではおいしいフレンチだけでなく、ベトナム、タイ、メキシコなど多国籍料理を楽しめます。今回は、フランス人の友達もおすすめする、エチオピア料理のレストラン、Itegue Taituを紹介。ここはJaurès駅の近くに位置しています。わたしが初めて訪れたとき、その友人に連れて行ってもらいましたが、店内に観光客の姿はなく現地の人だけでした。レストランの内装もエチオピア感に溢れているので、軽い旅行気分を味わえておすすめです。

Itegue Taituにてエチオピア料理、いざ実食。

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「セント・ジョージ」(Photography by 𝐡𝐢𝐫𝐨𝐤𝐨)

まずは、エチオピアのビール「セント・ジョージ」で乾杯。セント・ジョージとは、エチオピア正教の聖人の名前です。キリッとした苦味のあるラガービールでした。

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「Yefseg Beyonetou」(Photography by 𝐡𝐢𝐫𝐨𝐤𝐨)

そして、今回のメインであるエチオピア料理の登場。「Yefseg Beyonetou」(2人前)を注文し、大皿で出てきました。食べ方は、下に敷かれているクレープのような生地を少しずつちぎり、上のトッピングと一緒に食べます。この生地は、「インジェラ」と呼ばれるエチオピアの主食。「テフ」という穀物の粉を水で溶き、数日間発酵して作るようで、かすかに発酵特有の香りがします。生地自体の味は強くなく、少しもちっとした食感。トッピングは、味付けされた鶏肉や固ゆで卵、キャベツ、煮込んだレンズ豆、サラダなどがあり、少しずついろんな味を楽しめて良いなと思いました。

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「バクラヴァ」(Photography by 𝐡𝐢𝐫𝐨𝐤𝐨)

続いてはデザート。デザートメニューには、シナモンのかかったマンゴーや季節のアイスもありましたが、「ここならではの珍しいデザートが食べたい」と思い、「バクラヴァ」と呼ばれるケーキ(ペイストリー)を注文しました。蜂蜜と砕かれたピーナッツがたっぷりトッピングされています。蜂蜜がヒタヒタで、と〜っても甘いですが、しつこくはなくクセになる味です。暑いときに食べたらエネルギーが復活してきそうな気がしました。

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エチオピアのお茶(Photography by 𝐡𝐢𝐫𝐨𝐤𝐨)

締めはエチオピアのお茶です。カップソーサーのデザインがカラフルで、絵柄がとてもかわいい。カップのサイズは小さくて、少しずつ注いで飲むスタイルでした。お茶はほんのりスパイシーさが感じられる味で、おいしかったです。友達はエチオピアのコーヒーを頼んでいましたが、お店の人がその場でコーヒー豆を煎ってくれたので香ばしい匂いがダイレクトに伝わってきました。

パリで異国情緒を堪能してみたいと思ったら、ぜひItegue Taituを訪れてみて。料理は2人前や4人前のメニューもあるので、友達と集まって食事するシーンにもおすすめです。

[Information]
住所:66 rue Armand Carrel, 75019 Paris
営業時間:ランチは月〜土 12時〜14時30分、ディナーは毎日 18時〜24時
お店の情報(lafourchette):https://www.lafourchette.com/restaurant/itegue-taitu-r300387

この記事は、𝐡𝐢𝐫𝐨𝐤𝐨が訪れた2017年当時の情報をベースに、思い出を振り返りながら書いています。お店を訪れる前には、ご自身で最新の情報をチェックしておくことをおすすめします。あなたがパリで素敵な時間を過ごすお役に立てば幸いです。

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