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傷つかない選択をしたことが、「いま」の私を傷つけてしまうから

平日の毎日投稿ひとつめ

「わたし」のことを改めて書こうと思っていたのだけど、夜ご飯を食べながら観た「思い、思われ、ふり、ふられ」を見て急に恋愛のことを書きたくなったので、テーマ「恋愛」でいきます。


あれから(私の失恋した話をありのまま綴ってますので、詳細はうえのnoteを見てくださいっ)、11日が経った今、あの彼とのやり取りを見返すこともなくなって、私の中でほんとうに想い出に変わったんだなと実感しています。


この恋愛は私にとって大切なものだった。


もちろん彼が人として尊敬できる素敵な人だったからというのもありますが、私がちゃんと自分の気持ちを伝えることができた恋愛だったからだと思います。

友達は振られた私のことを慰めてくれ、「好き」と言った私のことを「かっこいいね」と言ってくれました。


でも今までの私なら、振られることが分かっているのなら「好き」なんて言わなかっただろう。

人生楽しく幸せに生きることがモットーの私は、できれば毎日笑って過ごしたいし、必要以上に傷つくことを避けたい。

だから、「好き」と人に言えなかったし、「好き」と分かっていても自分の気持ちに蓋をした。グツグツとひたすら煮込んで、壊れることを防いで「これでいいんだ」って思いこませた。

片思いのときは期待して勝手に信じて、信じすぎたあなたに裏切られたような気持ちになって、だから期待なんてしない方がいいとも思った。

いま思えばお互いが好きだったのに、もしそれが勘違いで傷つくのは嫌だからって、大好きな人を避けちゃったこともある。

でもそうやって自分の気持ちを見なかった振りをした恋愛は後で苦しくなっていく。「あのとき言えてたら」「まっすぐに生きていたら」そんなタラレバが、あのときの自分を嫌いにしていく。


そんな正直でいれなかった私が、自分の気持ちに向き合えた恋愛があの話だ。


たぶん期待せずに過ごした方が気持ちは楽だと思う。ちょっと冷静になって「相手も自分のことを好きでいてくれる」なんて凄い確率のことを容易く信じないほうが無駄に傷つかないだろう。

でも、いま傷ついた方が後で傷つかないって気づいたんだ。

あのとき自分の気持ちに正直でいれなかった自分が、言葉にできなかった自分が、そうやって膨れ上がった後悔が戻れない過去の擦り傷を深くしていって、過去の自分が「いま」の自分を傷つける。


だから、私はいま傷ついても少し先の私が傷つかないために、まっすぐに生きようと思うんだ。


自分の気持ちにまっすぐに、そしてそれを言葉にして行動に移すことができた私は、少し前の私よりもかっこよくて大好きだ。


最後まで読んでくれてありがとうございます。 このnoteを読むために、あなたの時間を使ってくれたことが嬉しいです。