翔くんのことをずっと信じている:42歳おめでとう
お誕生日おめでとう、この世で1番好きな人。
42歳かあ、きっともう絶対に10年以上応援してるじゃん、と思いながら、翔くんが30歳になったあたりの時のことを思い出した。
30個のキャンドルを並べて…とかなんとか、VS嵐で言ってたなとか、そんなのを見て応援し出して間もなかったはずなのに謎に「30歳なんだ〜!」みたいな気持ちになっていたこともあった。
その頃も40代になったらどんなアイドルになるんだろうな、とか思っていた、多分。
今も思っている、どんなアイドルになるんだろうって。
答えはもう出ている。だって42だし。
あの頃には思いもしなかったけど、40代になった自担は歌いも踊りもしていない。
いや、できるというか…できるんだけど、意識的にしていないように見える。しないようにしている、というか。
どんなアイドルになっている?の回答には、完全無欠のアイドルになっているよって答えるけれど、ステージ上に立ち歌い踊ることをアイドルと定義づけるなら少し微妙だ。
アイドルなんだけど、アイドル業をやっていないから。
でも完璧で究極のアイドルだ、私にとっては。
こんな素敵なアイドルのまま歳を重ねてくれるなんて、ステージに立っていないとしてもファンとしては嬉しすぎる。
翔くんが30歳になったばかりの頃なんて、わたしはまだ中学生に上がったばかりとかそんなんだったと思う。
今ほど思想の強い嫌なヲタクではなかったので、結婚とか休止とかそういうことの想像は全くと言っていいほどしていなかった。日々生きている中で、翔くんが嵐が魅せてくれるものを素直に受け取っていた。
今は、そもそも受け取れるものがあの頃よりも格段に少ない。
嵐のいない音楽番組。そして去年のいつ頃からはCMにすら自担の姿が見えなくなった。こうやって亡霊のように過ごすようになってから何年経つんだよと正直思ってしまう。
私が最後に見た、嵐としての翔くんは泣いていた。笑顔を作りたくても作れなくてただ歪んでいく口元。メンバーと手を繋いでいるため頬を伝う涙を拭うこともできず不器用に泣いていた翔くんの顔を忘れられないまま3年もの月日が過ぎた。
今年はデビュー25周年なんだって。
翔くんは欲しい言葉を絶対にくれた。
欲しいタイミングでくれることもあれば、くれるわけないよねと思っていたのに急にくれることもあった。
「自分のファンだから分かってくれている」みたいな前置きに、なんだか照れ臭くなることもあった。
違う、分かっているのは私たちというより翔くん自身なんじゃないか。
だって私たちが知っている翔くんのことなんてたかが知れている。翔くんが自分からつけてる香水とかディフューザーの香りとか、なで肩の角度とかを教えてくれるくらいで。そうやって翔くんが教えてくれる情報しか持ち合わせてないよ。
一方の彼は、私たちが分かっていること、分かっているけど分かりたくないこと、分からないことの線引きを誰よりも正しく引ける人だ。
私たちのことを分かっている、というよりは、私たちが線を引くのと同じように線を引いてくれる人なんだと思う。
まあ、それがもしかしたら「翔くん自身のわかって欲しいと思っているポイントを櫻井担がちゃんと分かっている」という、線の引き方がたまたま同じということなら私たちも多少は分かっているんだろうけど、多分違う。
それよりも "全部を分かってもらおうとしていない" ところが翔くんの完全無欠アイドルたる所以だと私は思う。
ファンサの話も、結婚の話も、私は散々別の記事で喋っているのでもう書かないけど、
私が、櫻井担が櫻井担で居続けてしまう理由はここにあるとも同時に思った。
どれだけ信じても信じ返してくれるし、置いてかれそうになっていたら絶対に手を引いてくれる。私にとってはそういう人に見えるし、そうしてもらった思い出で溢れている。
彼がどれほどの重みを持って「自分のファンは自分のことをわかっている」みたいなことを言っているのか分からないけれど、その後に続く櫻井担への言葉を反芻すると、それなりの信頼は寄せてくれているのかも、と思ってしまう。
「信頼」というには歪だし、「信仰」ほどの闇雲さもない。
「信じてるよ」という本当にそれだけなんだけど、私が勝手に思い描き信じた姿のままずっといてくれる。
だからずっと信じてしまう。
どんな記事が出ても、結婚しても、信じられなくなることだけはなかった。
翔くん。
自分たちは嵐だと5人で繋いだ手を天高くあげた時、なんか分からないけど初めて櫻井翔という人間が分かったような気がしています。
それまでは全然分かっていなかったと思う、なんとなく。
貴方は私たちに「分かってくれている」とかいうけれど、それは貴方が少しずつ自分のことを教えてくれるからだよ。
自分は中立に立たなければ、と思っていたのに最後の最後で涙を流してしまって。なんなら大野さんに「嵐続けようよ」って言っちゃって。完璧なのか不器用なのか、とにかく一生懸命に自分の好きなものを守ろうと大切に優しく包み込むところ姿が大好きです。
多分ファンのことも優しく包み込んでくれている、のかな。私はそう受け取っています。本当にありがとう。
40代、どんなアイドルになるんだろうと思っていたけれど、こんな素敵なアイドルになるなんて。
グループは休止しているし結婚もしたしお子さんもできたしで、変わっていくものの方が多かったように思うけれど、それも三次元のアイドルを10年以上推し続けることでしか味わえない醍醐味だなと今は思います。
三次元を生きる翔くんと私、いつまで経っても私が翔くんの年齢に追いつくことはない。でも、年齢とともに魅せ方が少しずつ変わっていく翔くんもとっても素敵だし、私も推し方が変わってきて、そんな時の流れも愛おしく思います。
その一方で貴方が守った「5人で嵐」という誰にも変えられないことも、もちろんある。切なくなるくらいキラキラした思い出を閉じ込めた、開くかどうかも分からない宝箱を抱きしめて今日も眠ります。
いつもいつもありがとう。
これからも勝手に応援させていただきます。
永遠なんてないのかもしれないけれど、それでもずっとずっと大好きです。
ずっとずっと信じています。
お誕生日おめでとう!
素敵な42歳になりますように。
勝手に、翔くんって一人称を自分の名前で呼ぶ女とか苦手そう…と思って、一人称を「私」に変えて
お箸の持ち方汚い女も苦手そう…と思って、矯正箸使っても治らなかったお箸の持ち方を治した
しがない櫻井担より。
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