はじめて小説をかいた話
ほとんど初めて、小説を書いた。正確にいうと、書ききった。
むかし一度、書いたことがある。けれど、格好つけようと、なにか深い意味を持たせようとして、なんだかそれはすごくダサいものになってしまった。以来、一度も小説を書きあげられたことはなかった。
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今回はそういうことは全く考えなかった。曲を聴いたら、小説の中の彼女たちが動き出して、書きつけたいと思った。かっこ悪くていい、意味なんてなくていい、私欲を満たすだけのものでいい、そんなんでいいから書いてあげたいと思った。
すると、すらすらと言葉が浮かんだ。すごく楽しかった。
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達成感は驚くほどなかった。まだこの話は完成していない気がするからだ。もっとうまく彼女たちを描けると思っているからだと思う。今、noteに投稿するために読み返しただけで、ああダメだなあ、と思うところがいっぱい浮かびあがってきた。でもそれはいいことだとも思う。
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こういうことを続けていきたいと、今は思っている。
誰にも分かられることはないと思っていた心の内。ときどき思い出す風景、匂い。そういうことを書きつけていきたい。
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そうして書いた小説を、さきほどアップしました。とりあえず最初の部分だけ。7話まであるので、1日に1話ずつぐらいアップする予定。批判でもなんでもいいから、感想いただけると嬉しいです。
読んでいただきありがとうございました。サポートしてくださると本づくりが一歩進みます。