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じゃあ死のう

死ぬとかあんまり言わない方がいいとかまあその通りだなと思う

それでももう何年とひっそり死にたいなーとか消えていなくなりたいなーとか思い続けて来たかわからない私にはどうにもほんの少し“死”は身近らしい


というのも、私はすぐに死に手を伸ばしたくなる

なんだっていい

学校行くぐらいなら死ぬ

これ以上落ちこぼれるなら死ぬ

頑張りたくないから死ぬ

未来が楽しくないから、怖いから死ぬ

自分が嫌いだから、どうにも苦しいから死ぬ

それは、“死にたい”の時もあるし“死ななくちゃ”の時もある。自分に対して死んでくれという懇願の時もある


とはいえ生きているあたり、頭の中で計画立てる程度で済むあたり、本気ではないのだと思うし特に苦労することはない

けれどふと気になる

普通ならこんなこと考えないんだろうか?

こう思わないんだろうか?

思わないならそれは何故なんだろうか?

他に何を思うんだろうか?

死は救済だと言う人がいる
多分、私もどこかその感覚があるんだと思う

本当なら冷静なら人を救うのは人だという言葉を信じていたいし死が救済だなんてあまりにも冷酷で悲しいと思うけれど


今の自分でいたくない

かと言って変わるだけの勇気も元気もない

生きづらい

その根底は見たくない

見ないと変われない

あぁ、生きられない

そうやって自分の中で葛藤が生まれた時に、死んでしまえば揺られずに済むのにと思ってしまう
全部解決するのに。それはきっと本当の解決ではないんだろうけど

頭の中をぐちゃぐちゃに掻き乱す思考のひとつひとつをどうにか放棄したくて
でもその方法がわからないから死ぬしかないと思う。死んでしまえばいいと思う
死ねば全てが終わる。良くも悪くもとりあえず終えることができる
それが一筋の光に見えて堪らない


そう思うことがおかしいのなら、普通ではないのなら
みんなはどう思うの?
ぐちゃぐちゃになった時、どうしようもなく怖くなった時、どう思うんだろう?
その時に死ねばいいとか死んでしまいたいとか生死に関わらない考えが浮かんでくるんだろうか?
漠然とした不安や恐怖に死以外の解決方法があるんだろうか?

私には到底わかりそうもない

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