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自分のことを「わたし」ではなく「あたし」と言う理由

あたしは自分のことを「あたし」と言います。

中学生くらいから気づいたらこうなっていました。


後々、色んなことを考えるとなぜこう言い始めたのかが分かってきました。



中学時代と言えば、

「いじめ」的なものを経験しました。


生卵が飛んでくる

物がなくなる

とか

そんな感じのドラマで見るようなものではありません。


無視、シカト、距離を置かれる

など「雰囲気」が作り出すようないじめでした。


なのでこれはいじめと言っていいものなのか

分かりませんが

あたし的にはその後の人生どころか

自分の人格が大きく変わる負のターニングポイントになったので

そう呼ばせていただきます。


不安障害の治療中である今、

あたしという人間をカウンセリングで紐解いていくと

中学時代のこの経験がいかに自分を傷つけていたかを認識しました。


友人からの「存在無視」

のような感覚の中で過ごしてきた中学時代。


「一人」どころか「独り」を感じてしまっていた

日々の中でも

強く

必死に生きるため

自分を大きく見せようと

自分の存在を確認しようと

「あたし」って

言い始めたんだと気づきました。




好きなアーティストの中に

「GO!GO!7188」

と言うバンドがいます。

(以下私見です)


歌詞の中に出てくる女の子は

ほとんどの一人称が「あたし」でした。


その女の子は

現代風に言うとエモくて

力強くて

破壊力があって

爆発的で

予想がつかなくて

人より頭ひとつ飛び抜けているんです。


でも歌詞を読んでいくと女の子は

実は弱くて

孤独で

脆くて

切なくて

空っぽで

心のよりどころがないのです。


ボロボロで

ズタズタなのに

「あたしは強いんだ」って

言いふらして

笑顔振りまいて

しんどいんです。


そんなところにも共感して

知らず知らずのうちに惹かれたんだと思います。




とにかくあたしはこの先も

「あたし」

でいるしかないのです。


自分のことをいい感じにプレゼンテーションしているように思う人が

いるかもしれませんが

こっちはそれくらい必死に生きているのです。




壊れそうなくらい

でも必死に生きる女の子の象徴



それが「あたし」なんだと思います。




ちなみに目上の人や仕事では

「わたし」なので安心してください。



だからあたし

よそでは気を使って


「わたし」を必死に演じています。






はあ〜〜


がんばれあたし😌


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