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アーティストウェイ

◆stand.fmにて、毎週木曜日22:00、日曜日21:00からライブトーク公開中◆ 作曲家・石井美夏 と アートな生き方・国岡凜 が二人でお届けする、リアルタイムで進行するアーティスト成長記、そして公開型のアーティストコーチングです。 いつも楽しく、つらい時には泣きながら、アート活動、自分を深く見つめること、それぞれの感性や考え方、ビジネス化などを話し合い、力を合わせて前に進みます。 石井美夏の作曲家としての成長プロセスを、是非ご一緒に見守ってくださいませ。 ★作曲した曲の公開、stand.fmでのアートライブトーク、note記事をミックスして、大切な何かをお伝えできればと思います。

48 本

楽しく働くために、働く「主体」を考える

やっぱり楽しく働きたいと思うのです。 大変なこと辛いことがあったとしても、その先にやったー!みたいな何かがある仕事がしたいと思うのです。 働く人には2種類しかいなくて、ひとつは「仕事をやりたい人」、もうひとつは「仕事ができる人」だ。なんて話をどこかで聞いた気がする。 これは僕の中で割としっくりきて、すごくシンプルな例をあげれば、 仕事をやりたい人は経営者や起業家であり、仕事ができる人は身につけた技能で何かを作ったりできる人だろう(大工さんとか)。 思うのは、世の中は誰か

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余白が捨てられる時代

とあるアートを学ぶ集まりに参加しているのだけど、その中で面白い考えを知った。 人類学者のティム・インゴルドは、人々の移動が連結器(例えば列車)によってなされるようになり、歩行を通した身体感覚を得る機会がなくなった、と言っている。 連結器による移動では、点と点を繋ぐもので(例えば駅と駅)、途中にある世界と触れることはなく、移動そのものがあらかじめ定められたもの(時刻表があってこの時間にこの点に到着する)となる。 それにより、人々が自らの歩行で移動で得ていた、歩く感覚、感じ

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結局、すべては「感じる力」なんじゃないか?

スキルとか才能とか適性とか、いろいろあるけれど。 何をやるにしても、すべての基になっているのは「感じる力」なんじゃないかと思う。 僕らは、日々いろいろなことに取り組んでいる。 絵を描くとか、音楽を作るとか、事務や企画の仕事をするとか、何かの勉強をするとか、家事をするとか、あらゆることを。 その中で、僕らは無意識的に無数のPDCAを回している。 これをやってみて、こうなったなら、次こうしてみよう。と。 そのサイクルで、何かを済ませたり、やり遂げたり、成果を出していくのだけ

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愛すべき、その人らしさのある言葉。「帰る橋を焼く」 って。

やっぱり僕は人と話をするのが好きなんですよね。 できれば、あまり多くない人数で。 ちょっと緊張しちゃう時もあるけれど、やっぱり1対1でゆっくり話せると、とても得るものが大きいなといつも思う。 そして、会話の中で、「あぁこの人らしい表現だな」と思える言葉に出会えると、なんらやらとても嬉しい気持ちになる。 同じことを話題にしても、他の人と一字一句同じことなんて、僕らは言わないし、そもそも言えない。 その人の持っている感性やら経験やら、これまで生き抜く中で培った野生の勘(これ大

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オモムロニ12時

お昼のお供。何かがちょっと柔らかくなったらいいな的なコラムを平日の12時にアップしています。 やること、情報、なにからなにまでたくさんのことが流れる毎日だから、おもむろにゆっくりと自分が感じている「何か」にフォーカスできたら、素敵だなと思っています。

「負ける」のめちゃくちゃ深い意義(お役に立つということ)

僕はテニスの試合に出たりするのだけど、 相手がいることなので、思ったように勝ったりとかは、やはりなかなかできないのです。 ある時、ダブルスでペアを組んだ友人が、 トーナメントの敗戦後に落ち込んでいる僕に、こんなことを言ってくれた。 「僕らが負けたから、彼らは勝つことができたんですよ。  僕らがいたから、彼らは勝てたんです。」 なるほどなぁ。 哲学的だなぁ。 と、感心して、時間が経った今でも心に残っている。                ※ やはり、人は他人と比べたり

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オモムロニ#7 思い巡らす」ってえらい豊かだよね

東京に雪が降った。 雪の中での移動もあったけれど、まぁ大きな混乱もなく仕事も回せた。 雷雪なんてものも経験できて、非日常に少しわくわくした。 夜に、母から電話があった。 「雪で大丈夫?仕事から戻れなくなったりしていない?」 「あ、大丈夫だよ。もう家だし。」 「そう、よかった。お姉ちゃんはね、いつも通りで帰れなくなっちゃって、バスに乗れたからよかったって」 「そうか。帰れたならよかった。地面が凍って滑るから、朝とか夜とか外に出ない方がいいよ(母は80過ぎて足がだいぶ頼りなくな

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オモムロニ#6 軽くいよう

身も心も軽くいよう。 両手いっぱいになにかを持っていたら、歩くだけでも大変だし、 新しく飛んできたボールをキャッチなんてできっこない。 僕らはたくさんの立場を持っている。 僕らはたくさんのやるべきことを持っている。 僕らはたくさんのまだやっていないことを持っている。 すべてをいったん置いてしまって、身軽になれたらどんなだろう。 きっとちょっぴり不安だけれども、爽快感もあるだろう。 でも、からっぽではいられなくて、しばらくしたら、また違うなにかを手にしているんだろう。

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オモムロニ#5 「やりたいこと」の正体のひとつ

「やりたいこと」っていうのは、シンプルなようで、でも、つかみどころのないお化けみたいなものだと思う。 自分が本当にやりたいことって何だろうって、考えて悩んだことは誰しもあるんじゃないだろうか。 これは下手をすると長い旅路になってしまう。 真剣になればなるほど、道は険しくなり、つきつめて納得したゴールに行き着いた人なんているのだろうかと思ってしまう。 やりたいこと探しは、自己啓発でひとつの市場を作っているんじゃないのか。 以前に僕もその市場形成に貢献したこともあった(笑)

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姉妹のパパの成長記

第二子が産まれてくれて、二児の姉妹のパパになりました。 姉妹ではなく、姉妹のパパの方の成長記ですw 親になって感じること、子供について考えたこと、ライフスタイルの変化やこれから、大事にしたい何か。について綴っていきます。 大切なことに気付くキッカケや、毎日を楽しく過ごすヒントになれば嬉しいです。

姉妹のパパの成長記 その1:姉妹のパパになったってよ

いろいろあって、結構いい歳になってから、姉妹のパパになりました。 姉妹の長女は2歳と4ヶ月、次女は生後3ヶ月になります。 若い頃の自分が今の状況を見たらきっと驚くでしょう。 正直、想像もしてなかったですね。 どうやら男というものは、息子を欲しがるのが常のようで、そんなタイトルの本もあった気がします。 僕もあまり意識はしていなかったのですが、そう言われてみると、息子が産まれていたらどうだったのだろう?と少し気になりました。 ただ、親しい友人に、「国岡は姉妹のパパ感がすごく

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