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【起業準備】公務員時代の同期に助けられています

こんにちは、フジワラサヤカです。

だいぶ過ごしやすい季節だなー。ここ最近、岩手県の日中の最高気温は平均25℃くらい。ほぼ毎日晴れている。春風の爆風もだいぶ収まり、一年中こんな気候ならいいのにと思えるが、岩手県は四季がはっきりしていて、365日で4つの美しい景色を見せてくれる。そう思うと、やっぱこのままでいいかもと思った。(とは言え、雪がもつもつ降った時には盛大に文句を言う)


さて、最近は何していたかというと、起業に向けて、本格的に計画を練っていたところである。
と、言いたいんだけどもー!私はひとつでもうまく行かないことがあると、この世の終わりかってくらい全部がダメになる。仕事もプライベートもそう。どんな些細なことであろうが、自分で納得いかないことがあると、1日ベッドから動けず終了。1日どころか何日も引きずる。悪い意味で大真面目人間、そしてその情緒不安定を人様にぶつける。周りもいい迷惑だ。
つまり、最近は全然うまくいってない。

あ、みなさんこんなことありません?
ごはんや飲み会のお約束をしていたんだけど、行く直前になって乗り気でなくなってしまい、もうここまで来たらドタキャンしてやろうかって。しかし、幼い頃にお友達とのお約束は必ず守るって、あれほど教わったではないか。重たい足を引きずりながら行ってみると、案外楽しかったってやつ。行ってよかったーって。
私、これ超多い。来週…明日のこれが嫌すぎてもう絶望。って思って明日を迎えると全然大したことじゃない現象。これ、何回も経験しているっていうのに、未だに起っちゃうんですよね。もう死ぬまで解消できなさそう。


まーた前置きが長くなってもうた。
起業に向けての進捗具合ですよね。

全く知識のないところからのスタート。頼れるものはとことん頼ろう。
とりあえず、カフェを開業するというという面では、食品衛生責任者と防火管理者の講習を受けてー、保健所にも相談する必要もあるなぁ。でも、まだ店舗をどう構えるかを決めていない。うー--ん・・・



公務員時代の同期が創業支援担当だった話


矢巾町役場時代の同期は6人いる。そのうちの一人は入庁当時から商工関係の部署にいたため、創業支援に関わることはかなーり詳しい様子。正直、役場職員時代は、同期がどんな仕事しているか知らなかったため、(仕事で関りのない部署の仕事内容まで把握しきれなかった)今になってそのようなことを知った。

4月の終わりごろ、それとなーく「会社創りたいんだよね・・・へへっ」と伝えたら、「んじゃあ、事業計画立てなきゃなぁ!」と言われ、あれ?これは頼れるぞ?となった。しかし、彼の今年度の担当は観光の方。正担当者でないのであれば、彼の本職の邪魔になるし、何だか実際の担当者様にも失礼。ここまで深い話になったら担当者様に聞くよ?と言ったが、快く「俺でいいぞ」とのお言葉!まさか、退職して1か月後に仕事関係で同期にお世話になるとは思わなかった。



【余談】「担当者が本日不在で・・・」

話逸れますけども、この公務員特有の『正担当、副担当システム』
これって、他の民間企業様にもあるものなんですか?あー、でも、民間企業に問い合わせをして「ただいま担当者が席を外していて」というお言葉をしょっちゅう言われていたな、と思うとあるのか。

みなさま、市町村役場に問い合わせをして

「本日、担当者が不在で・・・」

なんて言われたことがないか。ありますよね。

市町村役場って膨大な種類・数の業務があるため、ある程度、担当者というものを配置しないと上手に業務分担ができない。業務に名前を付けて明確化しないと、どの人どんな仕事をしていているか把握しきれず、作業効率が悪い。

担当者を置くメリットは、その人に聞けば何でも分かり、リアルタイムな情報を得ることができるということ。デメリットは「本日、担当者が不在で・・・」なんて言われた日には、お客さんサイドとしては仕事が進まないですよね。住民の方も「また後日電話がくるのかー、今日ハッキリさせたかったのになー」ってなりますよね、分かりますよ。


さてさて、話を戻すことにしましょう。
同期に「私みたいな人が起業するにあたって、町から受けることができる補助をありったけ教えて!」と雑なお願いをした。

そうしたら、それはもうすぐに!資料をふたつ持ってきた。


1つ目は『創業支援パンフレット』

新規企業する人に対して、町が家賃の補助をするよ~!というもの。
いや、補助金額見てくださいよ。月額で家賃は4万円、地代は6万円(ただし上限あり)って、町がんばりすぎじゃないですか。町っていうか、どこから財源得ているのかな、県かな国かな?それも2年間!!これはありがたくいただくしかない。

パンフレット内の要件にある「町が指定する専門機関等の起業指導を修了していること」
はて・・・専門機関等とは?商工会のことかな。と思い同期に相談。すると、そのとおり商工会のことで、担当者様の名前と電話番号まで教えてくれた。いや、そんなことまで知ってるの!?さすが元担当者!
さらに、「この指導はいつまで受けるの?会社たてて、事業計画書もなきゃダメ?」と聞いたらNO。事業計画書も何もいらないから、とりあえず、意志が固まったら受けてきていいよ、とのこと。
いやぁ、これは親切にあれこれ教えてもらいましたわ。


2つ目は『創業手帳』

見開き1ページ目には「『創業手帳』は、創業した全員に無料で贈られる『会社の母子手帳』です」という一文が。母子手帳という表現が素敵な、起業のガイドブックである。

創業前後のスケジュールや資金調達、会計・経理、税金、職場環境など、もうこれでもかっ!ってぐらい詳しく、そして私ほどの活字への苦手意識、理解能力の持ち主でも、嫌にならず読んでみようと思えるほどの見やすさ。
また、すでに起業し、さまざまな業界でご活躍している方々のインタビュー記事もかなりの量を載せている。これがまた、生の意見を聞けて、ふむふむ!となるんですわ。まあ、読んで満足するだけでは意味がないので、ちゃんと実践していくことにしましょう。わくわくする~!だけでは、会社は成り立ちませんし、自分なりの成功を修めることはできませんからね。世の中そんなに甘くはありません。

まだ、パラパラ~と眺めただけなので、少しずつ読み進めていき、その知識が必要になったタイミングで開くようにしよう。


あと、実店舗を持ちたいんだけど、どうするのがいい?という相談も。
カフェ兼まちづくり会社の拠点として使用したいんだけど、現在思いつくのは、①古民家をリノベ②空き地を再利用③テナントを借りる、どれがいいかなぁ。

すると、古民家をリノベは、思っている以上に大規模な工事と手間がかかってくるから大変かもしれない。テナントは手っ取り早いけど、自分たちが思うような内装にしたり、場所を選べないかもしれない。
一番おススメなのが、空き地の再利用。これは町としても空き家問題は積極的に取り組んでいるものであるから、担当者に一声かけてみるのはアリ、とのこと。

なるほど!では、私から担当者様に言ってみる!というと、俺がちらっと話しとくからというお言葉。そこまで手厚くサポートしてくれるのか・・・ありがたや・・・。

まさか、元職場の同期にここまで助けられる未来があるなんて、全く想像できなかった。人脈の大切さを身に染みたよ。会社って一人の力で立てるものじゃないんだなぁ。やりたいことを声に出してみることが大切ですね。今度この研修に一緒に参加してみようよと声をかけてくれた元同僚もいました。

今日もわずかかもしれませんが、目標に向かって前進していきます。


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