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DANDELION CHOCOLATE-ダンデライオンチョコレート Large Chips-

 サンフランシスコに本拠地をおくビーントゥバーメーカー、DANDELION CHOCOLATE。まだ自分で購入したことはなく、以前姉からカヌレのプレゼントを貰いました。

 いつもあらゆるチョコレートのサイトを眺めながら(次はどのチョコレートをどれだけ買おうか)とシュミレーションをしていますが、まだDANDELION CHOCOLATEまで至っていません。

 日曜日の朝、家のピンポンが鳴って出てみると、宅配の荷物でした。通販をしていたので、ハンコを持って待っていたら、渡された荷物はふたつでした。送り状には宮崎の友人の名前がありました。わあ、なんだろう? 開けてみたら心拍数があがりました、チョコレートだ!

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 ちょっと前に、公式SNSでみかけて気になっていた、DANDELION CHOCOLATEのクラウドファンディングのお品です。なんでも『理想の口溶け』を追求した商品で、チョコレートチップのデザインはプロダクトデザイナーの手によるものなんだそう。
チョコレートとテクノロジーの融合。理想の口溶けを追求したチョコレートチップ

 先日、柳宗理氏のことを記事にしましたが、彼にはプロダクトデザイナーという顔もありその取り組む姿には胸をうつものがあります。本を読んだ直後だったし、プロダクトデザインがチョコレートの世界にも関り、世界に向けて発信していることになんだかとてもじーんとしました。

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Large Chips(コスタ・エスメラルダス エクアドル 70%)
封を開けて広がる香りは、レモングラスのような明るい酸味を含んだもの。チョコレートを手に取り鼻を近づけると、深いコクのある落ち着いた香りも感じられます。1枚はちょっと大きいかな? と思いながらも『口溶け』を体験してみたく、丸ごと放り込みます。
しっとり舌に落ち着く深い味わいは、黒酢や佃煮を想起させます。それからチョコケーキのバターや生クリームのようなこっくりした風味が続き、次第に酸味が広がってきます。コーヒーのマンデリンや、ライムの風味、終りからアフターにかけて、ここに甘みが混じります。クリームチーズや、レモンヨーグルト、余韻には微かにお米の甘み。

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 このチョコレートチップの形と、そこからくる口溶けの違い、味わいの違いを感じるには、通常の形状のタブレットと並べて体験するといいはず。うーん、早いうちにタブレットを買わなくてはと、ちょっと焦ります。

 こんな嬉しいプレゼントをくれた友人に感謝! ビバ! 宮崎!


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