ERITAJ-エリタージュ ベンチェ ブラン 40%-
フランス東部に店舗を持つクラフトチョコレートメーカー、ERITAJのラインナップの中から、ホワイトチョコレートを選びました。
ベトナム南部のベンチェ省にカカオの発酵施設をかまえていて、その自社発酵させたカカオ豆からカカオバターを圧搾し、ホワイトチョコレートに仕上げた1枚です。
フランス・ベトナムラインというと少し前に書いたMAROUを思いだしますね。
ここのタブレットは1枚100gとたっぷりサイズですが、なかなかチョコレートとはおもわれない値段ですね。購入するときには、なるべく個別の値段を気にしないでカートに放り込むので、さっきあらためて値段をみてちょっとびっくりしちゃいました。
開封したのは2月の終りでした。
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ベンチェ ブラン 40%
バニラの甘い香りに、シュー生地(シュークリームの皮)の持つ酸味が重なって現れる。酸味を含んだ芳ばしい香り。
味わいは、くっきりと強めのカカオ風味があり、コーヒーリキュールに似た印象を受ける。濃くて、甘くて、強い。それが落ち着くと、ライチをおもわせる味わいが漂います。ライチって、何味かと訊かれても答えられないというか、不思議な味をしているけれど、つまりそういう表現のしにくい幻想的なフルーツ感のこと。
さらに繰り返し、アフォガートみたいな強い風味が感じられ、全体的な味わいは層として残る。
口どけはかすかにパウダリーで、なめらか。
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このチョコレートは、ホワイトチョコレートだけれどもカカオの風味がずいぶんとしっかりしています。コーヒーのようなフレーバーを持つものの、コーヒーと合わせてみるとカカオのコーヒー風味は去って、ドリンクのほうのおいしい苦味がひき立ちました。代わりにというか、チョコレートからはバターの風味が現れました。
エリタージュのは、ちょっと前に別のタブレットを味わった気がしていましたが、遡ってみると2年ほど前でした。たくさんのメーカーのタブレットを体験したいですが、食べるのも、書くのも、追いつかないです。
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もうひとつ・・・。
わくわくしながら開封したチョコレートだったんですが、好みの味わいではなかったものを載せておきます。味の好みは人それぞれなので、好き! って方がおられたらどうか目を瞑って通り過ぎてくださいませ。
ストロベリー&ココナッツクリーム(メイホークチョコレート)
2022年春の新作として発売されたフレーバーチョコレート。ココナッツもストロベリーも好き。包みをあけたとたん、人を蕩かすような甘いココナッツの香りと、誘うようなストロベリーの香りが広がる。
味わってみると、ベースのチョコレートは酸味や苦味は感じられず、ベースにココナッツクリームが使われているのかココナッツの風味がかなり強い。そこに追い打ちをかける大きめのココナッツフレークにしつこさを感じ、味のバランスが崩れていく。ちゃんと香りをとらえたはずのストロベリーは風味としては感じられず、もっとしっかりベリーの味わいが欲しいところ。
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味わいもですが、舌触りからいってもなめらかでみずみずしいベースのチョコレートとざっくりしたココナッツフレークはバランスが良くない。
こちらは、あっさりめの紅茶とだったら合うかもしれません。でもたとえそうでも、チョコレート全体としての味わいは好みではなかったので残念です。
春に発売されたチョコレート、パッケージはイースターをイメージして、うさぎなんだそうです。
保管庫にひっそり食べかけがねむっています。
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今日の「ヘアオイル」:いま使っているヘアオイルは、ココナッツオイルブレンドです。なじませるとココナッツの匂いがほんのり。値段も手頃だったし(チョコレートより安かった)テクスチャもわりと気に入っていますが、容量がたっぷりすぎてちょっと飽きてきたな。
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