CHOCOLATE TREE-チョコレートツリー ウィスキーニブス 70%-
記事にするのをつい忘れてしまう、チョコレートテイスティングの記録です。しかもまだ昨年(2023)分・・・。
CHOCOLATE TREEのタブレットを食べるのは、初めてだったとおもいます。シングルオリジン(単一産地)のラインナップもあるのですが、今回はウィスキーフレーバーのものを購入しました。ディスカウントされてたんだっけな(わすれた)。
CHOCOLATE TREEはスコットランド発のクラフトチョコレートメーカーです。2009年イギリス・エディンバラ市内にオープンしたブティックからスタートし、2012年からチョコレートの一貫製造を始めたそうです。国際的なチョコレートの賞や、スコットランドでもいくつも賞をとっているブランドです。スコットランドの食材を活かしたチョコレートのラインナップも多く、この「ウィスキーニブス 70%」もその中のひとつですね。
ウィスキーとチョコレートの組合せは、ペアリングにもよく採用されていますね。下戸ではありますが、味わいの興味はもっています。
スパイク・スピーゲル(カウボーイビバップの)がバーで飲むウィスキーのミルク割りは、下戸の私でもおいしいとおもった飲みかたです。「カウボーイ」っていうカクテルらしいですね、甘みをつけて飲んだことはありません。
ウィスキーをミルクで割るなんて、はじめはぎょっとしたけれど、カフェ・オレ的な飲みかたなんだ、とおもえばそう変なものでもありません。
チョコレートツリー「ウィスキーニブス 70%」に使われているのは、スコットランド・アイラ島のアイラ・モルトだそうです。ずっと前にアイラ島のウィスキーについての小さい本を読んだことがあります。その土地で飲むそのシングル・モルトがおいしそうでして、そういう文章を書けるというのはいいなあとおもいました。
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ウィスキーニブス 70%
カカオニブの酸っぱい香りの中には甘さも含まれていて、豊かな香りが脳みそまでいっぱいにします。ウィスキーのスモーキーな香りは、吸い込みすぎると酔いそうになるほど。
香りと同じ順番(酸味~甘味~スモーキー)で、味わいが口の中に広がります。舌に残るのはやはりウィスキーの味わいで、とても強い。強いというか、しっかりと味がするんですね。
カカオニブは湿らずカリカリで、乾いたままのドライな食感がたのしめます。カカオニブには渋みがなく、香ばしい。終盤にとろりとした甘味ははちみつのよう。
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たいへんおいしいチョコレートです。
コーヒーと合わせてみると、カカオニブやウィスキーの風味は去って、甘みがより強く感じられました。深煎りのコーヒーをまろやかにする味わいです。
相変わらずの牛歩テイスティング記録だけれど、ちょっとまえに百貨店のイタリア展で購入したものもあるし、がんばって書いていこうとおもいます。
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