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珈琲処豆屋 夢二香房-サンホセ村 ベリーズ 72%-
奈良県にあるコーヒー店、夢二香房がつくるチョコレート。
自家焙煎珈琲のほか、チョコレートもカカオ豆のローストから一つひとつ作っている工房です。
材料はカカオとビートシュガー(甜菜糖)のみ、カカオの個性を比べてほしいとのおもいから、すべて72%のダークチョコレートとしているとのこと。カカオバターの追油もしないそうです。
タブレットのモールドは2種あって、今回はマヤのイラストが入ったほうです。
![](https://assets.st-note.com/img/1653703503003-fPNoX2BHvj.jpg?width=800)
ベリーズ 72% タブレットは赤茶色。香りは甘酸っぱく、しょうゆや酢飯といった、鼻の奥につんとしたものを感じます。
味わいは、カカオニブのような乾いた酸味、麦茶の甘みを含んだ芳ばしさ、酢昆布などがやってきます。口の中で溶けてなくなる少し前に、強いグレープフルーツの味わいが広がり、アフターはその苦みだけが残ります。
なめらかに溶けて、舌に残らない口どけ。
![](https://assets.st-note.com/img/1653703631363-2XyKbPnsif.jpg?width=800)
このチョコレートを食べたのは3月の下旬です。今朝、コーヒーを飲むときに残していたタブレットを食べたのですが、とってもおいしかったです。深煎りのコーヒーに、このきりっとした酸味がよく合うとおもいました。
チョコレートテイスティングの幅を広げたくて、フレーバーものだったりホワイトチョコレート、フィリングの入ったものなど色々と体験したい気もちも持っていますが、こういうカカオ豆の個性を生かしたシンプルなタブレットってやっぱりおいしい、とおもいました。
サポートを頂戴しましたら、チョコレートか機材か旅の資金にさせていただきます。