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MAROU-マルゥ アラビカコーヒー&ラムドン-

 ベトナムのビーントゥバーチョコレートメーカー、MAROUマルゥのチョコレートです。MAROUマルゥにはミニバーのラインナップもありますが、今回のタブレットはレギュラーサイズです。

 ベトナム産のカカオを使用したクラフトチョコレートメーカーで、つくり手はベトナムを旅していて出会ったという2人のフランス人で、ベトナム産カカオの品質に惚れ込んで立ち上げたということです。
 今回は、そんなベトナム産カカオに同じくベトナムのラムドン省産のアラビカコーヒーを合わせたフレーバー・タブレットです。

アラビカコーヒー&ラムドン 64%

アラビカコーヒー&ラムドン 64% 包みをひらくと、久しぶりに嗅ぐベトナムカカオの香りが広がります。それから感じたのは塩昆布、甘味とうまみの混じった香りというイメージです。
焙煎したての、フレンチロースト(深煎りです)のコーヒー豆の味わい。しっかりとした苦みと、炭化した風味が感じられます。途中から、舌の奥に届くキッとした酸味とスモーク感。終盤にはグレープフルーツや、昔の金柑の味(今みたいにひたすら甘いのじゃなく、爽やかな酸味を持った金柑)。

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 ビーントゥバーではないけれど、撮って食べたチョコレートをいくつか書いておきます。

ロイズ・ホワイトチョコレート

 ここのホワイトチョコレートは食べたことがないな、とおもって、近所のスーパーマーケットで物産的に販売していた際に購入してみました。予想していた通りの、ミルク感の強い味わいでした。ホワイトチョコレートって甘さが強いのが多いので、コーヒーなんかと合わせるとアフォガード的になってホッとします。

DEAN&DELUCA・ダーク、シーソルト、ピーナッツバター

 百貨店にDEAN&DELUCAのポップアップショップがきていました(直営店のない地方です)。前回はMinimalのチョコレートを購入できたので、覗いたんですけれど、チョコレートはこのシリーズのみだった。ピーナッツバターのパッケージ写真(イラスト?)は誇大広告でしたね。他の2点の写真もあるけれど、写真だらけになってごちゃっとしちゃうので載せるのはひかえます。

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 岡山県のカフェインレスコーヒー専門店(そんなものがあるんですね)の「KUROCAFE」が提供するブランドのようです。日本百貨店での取り扱いで、たまたま目についたので購入してみました。岡山というと蒜山、蒜山というとミルクです(たぶん)。ホワイトチョコレートが3種あったので、購入してみました。

猫珈・黒豆粗挽きな粉

 岡山県産黒大豆「作州黒」のきな粉と蒜山ジャージーミルクホワイトチョコを合わせたチョコレート。立派な黒豆きな粉に対して失礼になりますが、あれです、チロルチョコのきなこもち。

猫珈・カフェインレスコーヒー

 蒜山ジャージーミルクの他、生クリームも使用されているらしいこちら。粒が見えるほどのコーヒー豆クランチのおかげで、サクサクとした食感が楽しめます。ちょっと甘味が強めなので、ちびちびとコーヒーで流し込むとちょうどいい。

猫珈・赤米玄米クランチ

 岡山県総社市産「あかおにもち」という玄米を、ライスパフにしてトッピングしたホワイトチョコレート。口あたりがぱふぱふ(駄洒落のようだ)してて、ちょっとした違和感を感じます。ライスパフの軽さで、ホワイトチョコレート特有のヘビーな甘さは緩和されます。

 猫珈の商品は、売上の一部が「公益財団法人どうぶつ基金」に寄付され、TNR活動の一助となるそうです。TNR活動とは飼い主のいない猫に対しTrap捕獲し、Neuter不妊去勢手術をおこない、Return元の場所に戻す、いわゆる「さくらねこ」の実施のこと。
 見わけをするため耳先をV字カットする、それが桜の花びらのようなので「さくらねこ」と呼ばれていて、たまに街中でそういう猫を見かけますね。

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 ビーントゥバーカテゴリー外のチョコレートは、こんなふうにときどきおまけ記事にしようかな。

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