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すきの感覚とつながること

 宮崎には一時期住んでいたことがあって、それ以降数回訪れる土地となりました。九州とはいえ、長崎(北九州)と宮崎(南九州)は気候や性質が異なるということをわりと感じます。空気が軽く、南国でのんびりしているこの土地が私は大好きです。

 宮崎に暮らすひとたちも好きで、かたくなっていた心がほぐれます。会いたい人がたくさんいて、だけどいっぺんに会えないことだってあるから、会えるといっそううれしいです。

 今回は、友人が『自分が好きな宮崎』をたくさん案内してくれました。その中で、自分たち(訪問者)の行きたいややりたいも盛り込みます。すごくたのしくて、あっという間の4日間でした。

 好きということを考えたとき、きらいなことが浮かび上がってきます。これをやりたい、これはやりたくない、心地いい、違和感を感じる…。そういうのは、ふだん意識しているようで、クセになったまま放っている場合もあります。それは、別に、不幸なことではないし、ある程度は健康もそこねません。でも私は、自分の好き(きらい)とつながっていたいとおもいました。

 旅から帰ってきて、自分が好きなこと、惹かれること、いまの自分を見つめてみて、いくつかハッと気づいたことがありました。それをどんなふうに表現したり、叶えていったりしたらいいか。
 好きなことを叶えるときに、やりたくないことや痛みを伴うことも引き受ける体験も出てきます。そしてそこには恐怖がひそんでいるから、こわくて伸ばした手を引っ込めたくもなります。でもそうすると、叶った先の宝物を手にすることはできないよねとみんなであれこれ話していました。
 帰ってきてからの私は、今の自分について、これからの過ごし方について、そんなことばかり考えています。

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chocoholic roastery/宮崎市神宮

 初日は宮崎神宮にご挨拶したあと、近くにあるビーントゥバーのお店を訪問しました。前回(夏)は店休日で、行きたかったお店。ランチの辛麺がまだ残っていて、私はタブレットチョコレートを購入したのみだったのだけど、何人かはドリンクを注文しました。そのドリンクが、すごくおいしいといって、みんなが感激していたのを見て、私もうれしくなりました。

 "好き"の共感というのもまた、うれしい。

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