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FOSSA-フォッサチョコレート 発酵よもぎ紅茶-

 なかなか消化が進まない、チョコレートの記事です。

 FOSSAフォッサチョコレートはシンガポールのビーントゥバーチョコレートメーカーです。
 前回は、シンガポールのティーブランドとコラボレーションしたお茶シリーズのうちのひとつを記事にしましたが、今回は熊本県葦北にあるお茶のカジハラというところとのコラボレーション商品です。フィリピン産のカカオ豆と、発酵よもぎ紅茶を合わせたタブレット。

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発酵よもぎ紅茶 タブレットを割ると、茶葉の蒸れたような香りが広がります。そのちょっとぬくぬくとした質感のある香りと、湿度を感じさせるにおいです。雨の日の小屋、それからカレースパイスのようなエキゾチックな香りがします。
口に入れると、フレッシュな濃いグリーンな風味と、薫り高い紅茶葉の、勢いのいい香ばしい味わいでいっぱいになります。蒸れた味わいと、塩気のある素朴なパン、煮詰めた醤油などといった豊かなバリエーションを持ったチョコレート。手が止まらない。

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 よもぎの香りというのは、春の癒しですよね。あの青い香りは何と言ったらいいのかわかりませんが、苦手な春という季節の清涼剤です(私にとっては)。
 このタブレットを開封したのは8月の半ば、今はもう12月を10日ほど過ぎてしまいました。まったく追いつかないけれど、好きで始めたことなので興味が尽きない限り続けるつもりでいます。

 手が止まらない、と書きました。それは嘘ではないのですが、それにしてもこの頃は、以前のように食べているとすぐに胃もたれしちゃうようになってしまいました。チョコレートに限らないんですけどね。それで、だからといってほどほどのところでやめると、すぐお腹すいちゃったりして戸惑う。自分と付き合うのもなかなか難儀している日々であります。

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 フォッサチョコレートのパッケージは、ざらりとした手触りの箱にロゴやフレーバーが型押しされていて素敵です。デザインやパッケージをあれこれ見比べるのも、クラフトチョコレートのたのしみのひとつ。まあ、食べたら捨てちゃうんですけどね。

ロゴの書体がシンプル

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今日の「チョコといえば」:ちょっと前にとつぜんうちのボスが、green bean to bar CHOCOLATEのタブレットを1枚くれた。おお、ほめてつかわそう(えらそう)。

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