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珈琲処豆屋 夢二香房-ペルー クスコ ガンソ72%と贅沢ジャンドゥーヤ-

 奈良県にあるコーヒー店、夢二香房がつくるチョコレートはずっとずっと気になっていました。自家焙煎珈琲のほか、チョコレートもカカオ豆のローストから一つひとつ作っているのだそうです。2016年ごろの情報をみると、カカオハンターの小方真弓氏より仕入れたカカオ豆を使用していると書いてありました。現在もそうなのかどうかは、わかりません。
 材料はカカオとビートシュガー(甜菜糖)のみ、カカオの個性を比べてほしいとのおもいから、すべて72%のダークチョコレートとしているとのこと。カカオバターの追油もしないそうです。

 タブレットのモールドは2種あって、このなみなみのモールドを手にしてみたかった。自家焙煎のコーヒーももちろん気になるのですが、コーヒーに関しては父のブレンドが定点というか日常の飲み物すぎるので、今回の購入はチョコレートのみです。購入したうち、タブレット1種とジャンドゥーヤについて書いていきますね。

ペルー クスコ ガンソ 72%
つやつやと赤みがかった深茶色。香りのイメージはトマトケチャップの酸味と甘み。太陽をいっぱい浴びたよ! といった香りがします。
オレンジのパッと明るい酸味のあとは、ローストアーモンドの外皮や焼き魚の皮目のような香ばしさ。しばらくするとグレープフルーツの苦み、そして舌の上に渋みを残して溶けていきます。時折、食パンのやわらかな甘みなど。

贅沢ジャンドゥーヤ(エクアドル)
こちらはカカオ豆とマカダミアナッツ、ビートシュガーで仕上げられたジャンドゥーヤです。
ナッツのロースト香が芳しく、味わいには尖りのない酸味と、柔らかなコーヒーの風味、アマニオイルのようなコクと、それからアクセント的にスモーキーな香りを感じとりました。口どけはとてもなめらかです。

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 私はこのジャンドゥーヤを食べるにあたって、地元菓子屋の胡麻菓子が合うような気がして、準備万端整えてから臨んだんですが、単体ずつのほうがおいしいという結果が得られました。まだまだですね。

万月堂の胡麻せんべいとジャンドゥーヤ

 こちらではタブレットをもう2種購入しています。テイスティングしたらまた記事にしますね。

 奈良、行きたいなあ(ひとりごと)。

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