魔法のような、呪文のような、おまもりのような
気が向かないけれどシナクテハナラナイことへ向かう前、心が慌ただしいような
せわしないような。こういう時には要注意。それは過去からの教え。
過去、こういうときに、とんでもない事態が遭った。
それを思い出して、急がない、慌てない、ゆっくりと、と唱えるでもなく
そっとユックリへ思いを寄せていたら、今まさに乗り込む予定だった車の前を
ふさぐ業者の車をみつけた。様子を見る、時間が掛かりそうかどうか。
あっという間では無さそうだけれど、長くは掛かりそうも無い。
いい、それなら、もうすこしここで他のことをしていようと思っていたら
かつての[待つ]、そのEことを思い出した。