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マンガをWebで持ち込んでみた!

生まれてこの方日本の中心部から遠く離れて生活しています。故に、学生時代には自作漫画を郵送で漫画賞に応募してみたことはあっても、持ち込むのは渡航費や滞在費を考えると厳しかったわけです。

それが社会人になると、費用面をクリアできても今度は仕事の時間調整がうまくいかないと…。

そんな訳で持ち込みをやってみたいと思っても、ずっとできずに過ごしてきました。そのうちにそんなエネルギーも年を追うごとに無くなっていくという…。

なのですが、タイトル通り、遂に持ち込んでみました。経緯はこうです。

そうだ!pixivのコンテストに向けて漫画を作ろう!→液タブ故障→ネット購入するも届くまでに1週間かかる→ギリギリまで制作→データ圧縮などにもたつき、期日に間に合わず→せっかく作ったのに、ここで終わるのは嫌だな…→どうにかWeb投稿しよう→Web持ち込みを発見→よーし!やってみよう!

という流れで持ち込みに初挑戦しました。イメージでは、どんな恐ろしいことを言われるのだろうか!という感じでした。

フォーマットに漫画をアップし、持ち込み担当者とメールで日付を設定し、いざ、当日!
が!なぜか電話連絡できず!

むー!このまま終わるのか!?


繋がった!良かった!よし!

というわけで、編集者と電話でマンガの講評が始まりました。
今回持ち込んだのは、全16ページの漫画。設定:コメディ、近未来の某国、主従のドタバタ劇のつもりで描き上げたものです。

#良かったところ
・ありそうでなかったテーマでした
・青年向けです
・この感じの路線で行くなら、ニッチなものを突き詰めていくとさらに面白くなりそう

#改善点
・ストーリー仕立てなので30ページくらい欲しい
・趣味がテーマで16ページなら、キャラクターがわちゃわちゃしているだけの方が何をしているのか分かり易い
・なので、キャラクターをもう少し丁寧に描いてみて
・読者が楽しむポイントが欲しい。そこがボヤけているので読み手が混乱したまま漫画が終わってしまう。

それからこれはどこに含めるか悩みますが、「マンガを読み慣れた人向けマンガ」である、事も今回のマンガが青年向けと言えるそうです。単にキャラクターたちの年齢が高めな事もありましたが…。

では、持ち込みを終えて得たものは…
*ストーリーの要らないジャンルというものがある。
今作は、「#物語のつくり方」を観て触発されたものでもあったので、ストーリーラインが出来上がってからキャラクターを落とし込む形になりました。
*テーマによって必要ボリュームをコントロールする必要がある。
ストーリーをメインに考えた事で、作品の設定にあったボリュームでなかったため、読み手が混乱した中話が進んで終わることになった。
*この展開のさせ方なら「セイントお兄さん」系統のマンガが参考になる。
ストーリーが要らないとは、そういうジャンルのことなんだ〜。むっず。今作描けたのが奇跡的なくらい難しいのでは!

ちなみに同じテーマで少年漫画にするなら、読者の年齢に近いキャラクターを追加し、父親的キャラクターに反抗する若者として描くことがポイントになるらしい。反抗的な行動として趣味に没頭している、というようになるそうだ。ヒロインを入れるなら、ライバルも登場させられるとか。

!?(・_・;?面白そうに手直しできそうじゃない?
気が向いたらだけど(ハハッ




WEB持ち込み方法→Clip studioをお使いならClip sutudio shareに作品をアップロードして見てもらう事も出来ます。又はWEB申込みを受け付けている出版社のフォーマットに作品を送る方法もあります。

私はクリップスタジオを使いました。そう、圧縮が全然うまくいかず、容量が大きいため送信できませんでした。ですが、かえって持ち込み先が限定されたので出版社で微妙に違う仕様に悩まされませんでした。



最後までお読みいただきありがとうございました。

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