管理職になる?ならない?
2018年「管理職、目指すor目指さない?自分らしいキャリアを磨こう」というテーマで地元で話をしたことがある。
責任を押し付けられる
忙しいばかりで給与が見合わない
子どもと過ごす時間がなくなるのではないか
部下との関係や上司のとの関係で板挟みになる
今では、子育てとの両立だけではなく、介護との両立も考えなくてはいけない時代になりました。
管理職になって、8年。後輩、特に女性の相談に乗ることも多いのですが、私は管理職を勧めています。
なぜなら、今後悔していないから。
管理職になると、今まで見えなかったものが見えてくる。
自分の部署内の方針を自分で決めることができる。
部下の成長を見ることができる。成長を助けることができる。
1.管理職になると、今まで見えなかったものが見えてくる
会議が多くなるのは仕方のないことかもしれませんが、会議で扱う内容が、管理職ではないと知ることができない内容になってくる。それに管理職になったから、発言できる場に参加できる。
これは私にとって大きなことだった。決まったことだけが上から下りてきて、それを実行するだけではなく、まずは「決める」ところから参加ができる。知ることができる情報量も格段に増えるから、考えることも広く深くたくさんになる。
2.自分の部署内の方針を自分で決めることができる
これも私にとっては大きかった。私が現在も部署内でしていること。
①面談・・・部下との1対1の面談は欠かせない。年2回、ボーナスの査定時期。
②年始めに必ず目標、環境(休みやすい)づくりについて、部下に説明する。
③我々はチームであること、一人で仕事を抱える必要はないことを伝える。
④部下を部下と呼ばない。私は部下のことを「仲間」と呼んでいる。部署は「チーム」だし、部下は一緒に仕事をする「仲間」。
(今はわかりやすく部下を記載しているが)
⑤部下の良いところをたくさん探して、伝えることができること。
3.部下の成長を見ることができる
これも私にとって大きいこと。仕事を教えるというより、部下を育てることが私は得意だし、好き。部下が成長していくことがうれしい。
だから、面談で本人が何を望んでいるのかを必ず聞く。どうなりたいのか、何を目指したいのか。
それに向かって導くことができるよう、私も必死なって部下を観察し指導する。
確かに責任は増える。部下が失敗をすれば、私が怒られる。でも、それは私が管理職である証。私の部下には、わざと失敗するような者はいない。
だから、私は頭を下げることができる。
「部下は精一杯頑張りました。私のフォローが至らなかったのです。ごめんないさい。」
部下は私の鏡。私の背中を見て成長していく。
そう思っている。だから、私こそが頑張らなくてはいけないのだ。
常に勉強。ほんの少し先輩だった、経験値があるだけの違いだから。
私は管理職になって後悔していない。
管理職に興味があるなら、やってみたらいいと思います。きっと助けてくれる仲間や上司がいると思いますから。
違う世界が見えるかもしれないから・・・
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