見出し画像

【コーチング】いつでも誰でも簡単にできるエフィカシーの上げ方~その1~


さて、今日はコーチングのど真ん中の概念である、『エフィカシー』を上げる方法について、今この瞬間から誰にでも簡単にできる方法をお伝えします。


『エフィカシー』については、コチラ↓を参考にしてくださいね。

『これが分かればコーチングが分かったも同じ!~Part1 定義~』


ここでも簡単に説明すると、エフィカシーというのは『ゴールを達成するための自己能力の自己評価』です。


「私には絶対このゴールを達成できる!」という表現よりも、そのゴールに至っていない時に強烈な違和感を感じる状態とも言えます。


ゴールを設定した直後は、「このゴールを達成できる」(「達成している」という形でアファメーションは行います)という表現が近いと思いますが、エフィカシーが上がることで、ゴールが達成されていない現状に強烈な違和感を感じられるようになります。


例えるなら、いつもと同じように作ったカレーがやけに辛い。。。


そんな時に、強烈な違和感を感じるでしょう。


きっとその辛さを解消する為に、牛乳を追加したり、少し砂糖を加えたり、トマト缶を加えたりと味をいつものレベルに整えようとするはずです。


次になんでそうなったのか?を慌てて考えるようにします。


そしたらいつもはまた甘口だったルーを間違えて辛口のルーで作っていたことがわかり一安心する感じです。


この時の、味を整えたり原因を探る状態というのは、コンフォートゾーンからずれた状態で強烈な違和感です。


その違和感を解消しようとする為に、脳がクリエイティブに活動をします。


これは現状の自分のセルフイメージに即した行動を取るということで、現状維持に強烈なホメオスタシスが働いた例ですが、ゴール側にコンフォートゾーンが移行すると、それまでの現状の状態が逆に違和感になります。


「ゴール側の状態が自分らしい」という状態ですから、ホメオスタシスが働いてゴール側に移行をするというわけです。


日常的に簡単にエフィカシーを上げる方法
~その1、私らしくない~


さて、話を今回の『エフィカシー』簡単に上げるという方法に戻します。


例えば、ゴールを目指している時でも、先程の例のカレーをいつもより辛く作ってしまった時でも、いつでも構いません。


何らかの出来事に自分が評価をするタイミングになった時に、失敗したことについては「私らしくない」の一言で終わりにします。


もちろん、対策があれば対策を考えて同じことの無いようにしようと思うことも大切です。


でも、その時に「私はなんてダメなんだ」とは決して思わないことです。


そうではなく、ただ一言「私らしくない」で以上、終わりで良いということです。


理由は簡単で、対策が思いついたとしても思いつかなかったとしても、その過去は二度とやってきません。


その時の失敗した事を教訓にすることはできますが、実はその時にした失敗と万が一次に同じ失敗をしたことは全くの無関係なのです。


カレーを作って子どもに「また辛い~」と言われたとします。


多くの人がその時に過去の事例を持ち出して、「またやっちゃった」と思うでしょう。


「またやっちゃった」は事実ですが、果たして前回の失敗と今回の失敗は同じでしょうか?


原因を探してみると、前回辛口になったのは買い物に言った時に安くなってたルーが辛口だけで、それに気が付かないで辛口を買ってしまっていたからだとします。


二回目に辛口のルーを買ったのは実は家族から「たまには辛口がいい」と言われていたので、辛口ルーを買っていたのを忘れて、いつもの甘口の感覚でルーを使った為に失敗したのだとすれば、過去は関係ありません。


また、過去の失敗が生かされていないという理由はありますが、それは失敗した原因とは異なります。


どう対処しようかと考える本人の意思の問題だからです。


一回目に失敗した時に二度と失敗しないことを確実にしておけば、同じことにはならないと思うかもしれません。


原因や条件が全く同じであれば、恐らく同じ間違いは二度としていないでしょう。


でも、原因自体も変わり、カレーを作る過程も時間やタイミング、忙しさなど様々に状況は変わっています。


となると、同じ失敗をしないことが大切なのではなく、同じ(実際は同じような)失敗をした時にどうするか?どうやってリカバリーをするのか、という方が大切ではないでしょうか?


そうした上で失敗してしまったことに対して「私らしくない」というエフィカシーを下げないことが大切です。


先程の例で二回目も辛口のルーを使って、カレー作りを失敗したとしても、前回の経験を元により美味しくなるリカバリー方法で修正すれば、家族も自分も大満足ですね。


失敗は対した問題じゃないってことです。


ちなみに、リカバリーで上手くいった時にも一言だけで簡単にエフィカシーが上がる言葉があります。


それは、次回詳しくお伝えしますが、「Yes! I'm good!!」という言葉です。


「よくやった私!」という言葉を使えばいつでも簡単にエフィカシーが上がりますよ!


お試しあれ!


最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?