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英語を話せると世界が広がるよね。

小さい頃から、海外に行ってみたい。英語を話せるようになりたいと思っていた私。

中学生のときに、世界うちなーんちゅ(沖縄人)大会に出演する機会を得て、大きな舞台に立った経験がある。

世界各地に住んでいるうちなーんちゅは、家族に会うために、ふるさとの匂いや景色を感じるために帰ってきた方たちだった。

私の立った舞台を見て、感動して泣いている人がたくさんいたと後から知った。

舞台の後、感想を言いたくてバスに乗り込む私たちに近づいてきた女性二人がいた。

彼女たちは、英語で「凄く、上手だったよ。ありがとう。ありがとう。」と、涙しながら私に声をかけてくれた。

英語に興味があり勉強していたのにもかかわらない私は、彼女たちの言っていることを、なんとなくのニュアンスでしか聞き取ることができなかった。返事にも困ってしまった。

そんな時、舞台仲間の同い年の子が来て、「どうしたの?」と声をかけてくれて、彼女はペラペラとその女性たちとお話をした。

女性たちが言ってること通訳してくれて、そして、彼女たちへ返事もして英語を使いこなしていたのだった。

あの時は、凄く悔しかったのを覚えている。コミュニケーションが取れなかった自分に。同じ年の子に負けた気分でもあった。

そして、今、はっ!と気づかされた。

英語を話せないだけで、私は、同じうちなーんちゅとも話すことができなかったのだと。

そこで、なぜうちなーんちゅなのに、日本語が話せないの?と思う方もいると思うので、補足です。例えば、ハワイに住んでるうちなーんちゅは生活するために英語ばかりを使って、日本語を話す機会をあまり持てず日本語を忘れてしまったそうです。その場所で、生きていくために英語を話す事が必要だったのです。そして、うちなーんちゅ同士でも英語が簡単に話せるから、そちらを使っていったんだろうなと想像しています。

同じ、沖縄の血が流れているのに同じ言語で話すことができない。ということは、そこで私の1番の衝撃でした。

それから、英語にどんどん力を入れていきました。

15年以上経った今では、日常会話や海外で生活できるほどの英語力が付きました。

英語で世界が変わったのは、確かです。

英語を話せるようになって、アメリカ人だけではなく他の国の人とも会話ができるようになったり、友達ができたりして視野が広がったと共に考え方も変わりました。

あなたも英語を話せるようになって、世界を変えてみませんか?






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