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わたし以外わたしじゃない

天秤座満月を迎えたぞ。

桜満開だけど、まだまともに桜を愛でられてない。そんな日。

アーユルヴェーダをやって、体質的に春がツライのがよくわかった。星を読むようになってから、わたしがなぜ春が苦手だったのかもわかるようになった。

今回の満月も、ガッツリ影響を受けておるぞ。まいった。

満月のトランジットチャート(満月の瞬間の星模様)とネイタルチャート(わたしが生まれた瞬間の星模様)を重ねてみたら「うわ」と思わず声が出た。

だいたい満月の後は、2ヶ月後の新月と満月のチャートを出す(Life with the Moonの案内を書くため)ので、どれくらい影響あるかはわかっているはずなのに、全く気をつけていないので(笑)、当日が近づくにつれ、その影響を体感するのだった。学習能力低い(笑)

今回の満月は、天秤座がつかさどる対人関係に影響が大きい。チャートを出す方式によって、ハウスがちょっと変わるし、俗に言う「5度前ルール」を採用している人は、お金のことや感情の部分にフォーカスしている人もいるかもしれないけれど。


ところで。わたし、小さい頃から春が嫌い。

大人になってから「桜キレイね〜」「ポカポカしていて気持ちいいねえ〜」なんつって、大人の余裕(笑)を装えるようになったけど。

いやまあ、桜はキレイだよ。花は好きだし。桜には罪はないし。

星を読む前は、春が嫌いな理由を「みんなが浮足立つ雰囲気が嫌い」と言い放ってた。なーまーいーき〜!って心の中のIKKOが言う(笑)

タイムマシンもってたら、若いわたしをひっ捕まえて頭下げさせるほど生意気。

春って、新しいクラス、新しい学校、新しい環境がスタートするし、浮足立つのも仕方ない。未来に希望が持てるような気がするのも春の特権だろう。

そこで始まる新しい人間関係。
新しい出会い。楽しかったらいいな。きっと楽しいよね。ウフフ。

そんな子たちを冷めた目で見てた。ひねくれてるからね。あのときの友だち、ごめんよ。

小さい頃、すんごく人見知りする子どもだった。誰とも口きかないし、大人に話しかけられても隠れながら無言でうなづけばいい方だった。なのに、高校に入ったら、同じ中学からの知り合いはほぼおらず、まわりはグループでガッチリ固められていて、自分から話しかけないと友だちはできなかった。

大人になってからも、見た目が怖いと言われがちなわたしは、初対面の人やあまり慣れてない人たちが集まる場では、自分から話しかけるようになった。

今でも、複数の人が集まる飲み会などでは、ひとり話してない人の存在がめちゃくちゃ気になるので話をふる。知らず識らずのうちに神経を使っているので、そういう飲み会の後はだいたいぐったりしている(笑)

春は、はじめましての人が集まる場所が単純に増えるので疲れる日が増えるわけだ。

星を読むようになってから、牡羊座の太陽の影響だと思った。

わたしは天秤座に星が偏っているので、太陽が牡羊座にあるときは、真向かいから急かされているような、そんな状態なのだ。

実際、母親は桜真っ盛りのときに生まれた太陽牡羊座の人で。常にわたしを厳しく鼓舞し、負けるな闘え、頑張れ!と言ってきた人だった。

でもわたしは、競争するのは嫌いだし負けても何も特に思わないタイプなので、物事に順番をつけたり、勝ち負けで物事を見るのって、なんかつまんないなと思って生きてきた。

だから、競争するような部活にも一切参加しなかったし、放課後はひとり家でラジオや音楽を聴いてぼんやりしていた。


しかし。牡羊座に太陽があるときは、わたしの天秤座の星たちが刺激されて、人間関係の渦の中に飛び込んでしまう。ジャンプ台からまっすぐに(笑)

今は、春から新しい環境になることもなくなったけど、人間関係では相変わらず翻弄されていて。

この天秤座満月前から「もうだめだな。この人とはつきあえない。」と自分の中で区切りをつけるような出来事が重なった。

相棒の亜弥子ちゃんからは、そういうの多いっすよねって言われた(笑)
そうなの。多いの。そういう冷静な指摘をする相棒が大好きさ。

天秤座too much人間だから、人と人の間に入って、まわりを調整したりする役目を担うことが多い(物と物も調整するけども)。

それは適正があるということでもあるのだろうけど、関わることが多いから、疲れる場面にも遭遇する確率が高くなる。

もうめんどくさい…人嫌い…ひとりの方が百万倍マシ…

って、何度も思ってる。

この数ヶ月、めちゃくちゃ我慢していたけれど、あまりにも…で。

それぞれの人に良い顔をして裏では悪口を言う。そういう人は本当に本当に無理で。見ていてめちゃくちゃツライし、がっかり感がハンパない。

なんだかひとりの顕示欲のために他の人が嫌な思いするのがいやだなと思って、注意喚起する流れになってしまい…。

すべては話していないけれど、こういうことをやっているわたしもその無理だと思った人と同じことをしているということになる(本人のいないところでその人のことを話すという行為ね)。

どうだ。これが天秤座の鏡なのだよ。

ドヤ顔で言うことじゃないけども。
(※天秤座は、他者という鏡を通して自分を知るサイン)

はっきり言うと後悔している。嫌いだと思う人と同じことをしている自分がめちゃくちゃ嫌になってる。けっこう落ち込んでいる。

冥王星が絡む天秤座人間なので。人間関係でちょっとな〜と思うことがあると、その人とだけ付き合いを辞めるとか、適当に付き合うという中途半端なことができない(笑)

勝手にわたしの知らないところでやっててもらったらそれでよかったのに。
と、めちゃくちゃ思ってる。何もかもごっそりゼロに戻したい。できないけど。


そんな渦中。鑑定をしたりしつつ、友人の悩みを聞きつつ、天秤座満月の記事を一通り終えて、それはそれは泥のように眠った。

泥のように眠りすぎて、パンを発酵させていたのを忘れて朝になった。二度寝して昼になった。

パンは必要以上に膨らんでいて、どうしようもない状態で、型から取り出そうとしたらぐちゃぐちゃになっていたけれど、処分したら今の自分を受け入れられない気がしてとりあえず焼いた。

酸味の強いパンを噛みしめながら、これまでの人とのご縁を振り返っているところ。


この満月は、カイロン(キロン)と太陽が重なっているので、わたしは自分の古傷をあえて掘り起こす作業もしてみた。詳しくは控えるけれど、かつてわたしに向けられた恨みの言葉の数々をあえて読みに行った。自分に向き合うために。

結果、めちゃめちゃツライ(笑)。

まだあの傷は癒えてなかった。ぜんっぜん癒えてなかった。何やってるんだろうか。わたしは。アホか!アホすぎる!

お互いに決着をつけられなかった関係は、いつまでたっても終わらないのかもしれない。でも終わらせる手段はもうない。幸せになって欲しい。身勝手だけど、ずっとそう祈ってる。


箱にしまっていたいろんなことを取り出してテーブルの上に並べてみて、整理してみているけれど、そのまままた箱にしまうことになるのかもしれない。

もう消えたい。でも仕方ない。これがわたしだし。

と自分に言い聞かせながら、早く春終わらないかなと思ってる。桜は見に行かなくちゃね。

聴いているのは、ゲスの極み乙女の「私以外私じゃないの」だよ。川谷絵音ありがとう。

歌詞の中に鏡も出てくる。

良くなりそうな明日に期待する度に
何度も今日を鏡台の裏に隠した
映る私は何回も瞬きしては
変わる心に簡単に動揺したわ


私以外私じゃないの
当たり前だけどね
だから報われない気持ちも整理して
生きていたいと思うのよ
私以外私じゃないの
誰も替われないわ
今日を取り出して逃げないようにして
明日に投げ込んで目を開けたんだ

鑑定はちゃんとやってるからね。ご心配なく!

ここ文字おおきくしとかないとね(笑)


noteにはおすすめの過ごし方なぞも書いてるよ。


じゃ、まったね。


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