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小学生の息子2人の夏休みを利用して、男3人でインド旅行に行った話_10(マナリ)

ダラムシャーラーから15時間ものバス移動を経て、目的地マナリに到着。今回は温泉マナリという町の出来事をnoteします。

ほのかに香るマナリの硫黄泉が心地よく、湯治のように一日に何回も温泉に入ってました!!

今回、私も初めて訪れた町、マナリ。高所(2000m位らしい)にあり涼しく、インドの方にとって避暑地、日本でいう軽井沢のようなところというだけあって、都会の喧騒から離れた全体的に過ごしやすい町でした。

マナリには大きく3つのエリアがあり、その中で私たちはバシスト地区という温泉が湧き出るバシスト寺院のあるエリアに宿泊をしていました。

インドではマナリ以外にも、いくつか温泉が湧く場所があるようですが、基本寺院の管轄にあり、参拝客は無料で入る事ができる。インドの方は沐浴としてお祈りしながら入る方もいれば、普段づかいで入浴される方もいて日本の温泉とは異なる様子が面白かった。

温泉のひとつ。ほのかに香る硫黄泉は心地よい温度でいつまでも入っていられる。日本と違って全裸ではなく下着を着用して入る。息子たちは最初癖で全部脱いでしまい、注意を受けていました。

温泉の合間に、マナリの市街地に向かい食事と買い物を繰り返していた我々ですが、次の目的地のことも考えるようになりました。

私だけでなく二人の息子も温泉が好きなため、「幸せだぁ~天国だ~」と過ごしていたのですが、旅の日数も折り返しを迎え、そろそろ準備をしなくては。。。と考えるようになりました。

ほぼ無計画で動いていたのに、何を準備?と思うかもしれませんが、それはこの旅の最終目的地としてなんとなく考えていたのはレー(ラダック)という場所だったからです。

理由は単純で。。。

・私が行ったことない場所
・暑くない場所
・昔みたインド映画「きっと、うまくいく」のクライマックスにでていた湖があった記憶があるというだけなんですが、何をそんなに身構えているかというと、レーという町の標高に問題があるのです。

レーへの行き方は二つ。

・飛行機(デリーから)
・バス(マナリから)

これまでの移動を振り返り長男から「もっと過酷なのを予想してたよ」という生意気な発言と、マナリからデリーに戻ろうにもお得意の地滑りで、道中通行不可だったので実質選択肢はなかったことからバス一択に。

今いるマナリは2000m程度で目的地レーは3500m。途中5000m級の峠を2回越える。わたしは間違いなく高山病にかかる自信があるし、子どもの方がかかり易いという事なので、レーの町に着いてもすぐには活動できず、数日は身体をなじませる覚悟と期間が必要でした。

毎日インド旅行の日記を書くという約束をまじめに果たす長男。日記は数年後・数十年後に書いていてよかった!と絶対思えるはず。

マナリの2000mでも普段住んでいる場所より十分高いので、一週間はいるつもりだったのですが、ぶらぶらとレーにむけて旅行代理店を冷やかしたところ以下のことがわかりました。


・いつでも出発可能
└プライベートタクシー(セダンタイプ)_15,000rs/1運行
・人が集まれば出発可能
└シェアードタクシー(セダンタイプ〜ミニバス)_2700rs/1人 前後
・隔日運行
└政府運営バス(ミニバスタイプ)_1800rs/1人

※1rsは大体1,7~1.8円
※ミニバスは日本では見かけない形状の大体20名くらい乗れるバス


私達は当然、政府運営バスでいく予定だったが、8月13日時点で

15日 ○
17日 × (予約が少ないから欠便)
19日 △ (今のところ予約少ないから、多分欠便)

政府運営といえど、日本の様に予約が1件でもあればクソマジメに運航するのではなく、不採算となったら容赦なく休むのは妙に小気味よかったのですが、窓口のおじさんに3日間のバスの予約数の画面を見せられ、「お前のことを考えると15日がベストだ!」と断言されました。。。。

帰国の便が25日なので、レーの町で高地順応する期間を考慮すると、、、15日か21日。予約状況から考えると・・・・・15日しかない。

もう少し温泉に浸かりたかったが、、、。断腸の思いで15日のバスを予約をするのでした。

※このnoteは2023年8月12日~8月14日までの出来事を記載しています。
※トップの写真は余った温泉をかけ流している場所で、洗濯をする現地の方の写真。日本だったら、足湯にしそうだね!と子ども達と話してました。

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