安楽死

この言葉を見るだけで
エネルギーは強いなと改めて…

今日のお昼
BSフジでドキュメンタリーをやっていて
途中から見た

じわあ…っと
言葉にならない感情がきた

以前もこのようなスイスの団体の番組を見たことがあった

あまり見るとメンタルが落ちるので
危険かなと思いながら
でも最後まで見てしまった

夫 妻 娘2人
4人家族で
妻自身の病気から
自分で安楽死を選びスイスへ

少しだけ真っ暗になったが
最期までの映像が
包み隠さず
流れていた

スイスへ行っても
まだやめられますよと
意思確認が
何度もあった

安楽死については
その人の苦しみは本人にしか分からないので
簡単に自分は何も言えない

けれど
それを受け入れた
旦那さんやふたりの子どもたちは
本当にすごいなと思った

家族が
たくさんたくさん
話し合っての
答え
なのだろう

空港が最後の別れとなり
決して
行かないでとかそういう言葉も出さずに
母の前では明るく笑顔でいるふたり

スイスでのテレビ電話で
本当に最期の時も

ずっと

大丈夫だよ

大好きだよ

とお母さんに声をかけていた

そして
スイスまで付き添い支えた旦那さん

本当にすごいです…

旦那さんも
止めるような言葉は一切なく
接していた


だって
帰りはひとりになる

どんな気持ちだったのだろうと
居た堪れない

高校生
小学生で
このことを受け入れる
ふたりの娘さんは
本当に強いなと…


どうしようもない悲しみが…


只々悲しかった…

安楽死については
いくら考えても
わたしは
その人その時の状況によるので
何も言えない

彼女も
最期の日を
自分で決めたと言っていた

自分の人生なのだから
最期も自分で決める

それもひとつの価値観だ


それが認められている国もあるのだから



ただ

わたしは


生まれる日も

自分では決められないものだから


お空へ旅立つ日も

自分では決められないもの

なのだろうなと

ふと
そう思った

ただ

自然の摂理に

身を委ねて





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