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ひとときに思う

海の底ボッチの人魚が描いていた ぶくぶく泡が連れてくるきみ

チュンチュンと軒下で鳴くきみの声 愛というには恥ずかしいけど

焦燥も消えて惑うか炎天下 ただ祈るだけのひとりの部屋で

日の入りのひと際強く降り注ぐ すべて燃やせと敵意のごとく

昨日、会議にに行った。大都会のビル街の道路を熱波が吹く。
日頃は、いなかの職場と家の往復でそれさえ 暑いのに、電車に揺られ何度来ても暑すぎて 慣れない都会のビル街に辟易する。
早朝 目が覚めて、ああ 今日は休みだったと微睡ながら安堵した。
身体が重く 疲れが どっと出る。でも。朝はいい。気がかりなことも、払い追いやれる。
 生活音の機械音だけがする部屋で、ひととき 独りでいると海の底のような安らぎを感じる。
 この歌は 今でも好きなうたで、かつて 連れ合いが単身でいた東京を想う時、ふと 口ずさんでしまう。懐かしさが広がる。。


あなたへ
 お元気ですか?


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