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目からウロコの「自走するチーム作り」

『自走する組織の作り方』読書会開催



著者のくればやしさんを招いての読書会を共催しました。
参加者から事前に集めていた質問にも、たくさん答えていただき充実の企画となりました。

目からウロコの質問と答え

Q.ぎくしゃくしているチームをどうすればいい?

4月より職場グループ5人のリーダーになる予定です。(固定で移動はありません)今現在関係がぎくしゃくしている状態です。この状態からどのような事に心がけたら、自走する組織へなりますか?

A.全員仲良くなければいけないを手放す

仲良くできない人がいてもいいんじゃないでしょうか。
全員で仲良くしよう(させよう)として、飲み会を計画したりしないことです。仲良くするも、仲良くしないも自由、それが自走なのです。

Q.対話が平行線になったり、食い違ってまとまらないんですがどうすれば

クリエイティブなチーム作りには、似たもの同士の集まりより、様々な個性が集まり、いろんな意見やアイデアを出し合って、ブラッシュアップしたいのですが、いつも個性のぶつかり合いや意見の食い違いが発生して、分裂するチームをたくさん見てきました。互いの違いを理解し合うことを試みても、違いはわかったけど譲れない、というような対話が平行線になってしまうこともしばしば。結局、誰かが妥協して、モチベーションが下がる、というようなことがあるのですが、折り合いの付け方によく頭を悩ませます!

A.目的を共有にして、そのためにどうすればを考える

目的(どこに向かいたいか、何を目指すのか)を共有して、そこに向かって対話することで対立ではなく、ゴールを一緒に目指すことができるようになっていきます。

自走する組織特別対談

『自走する組織の作り方』著者 くればやしさん

『枠のない家族』実践家 まゆまゆ

『人はなぜコミュニティをつくるのか』著者 松井創

という3名で30分の対談トークライブをさせていただきました。

自走と進捗管理の関係性

特に、今回は最小単位の組織ともいえる「家族」にフォーカスした内容についてトークをしたのですが、

興味深いと思ったのが“自走”と“進捗管理”のお話。

自走する組織に欠かせないのは進捗管理ということ。
リーダーは、目的と何をいつまでにという進捗の期限設定をするのが仕事。
・クオリティは任せる
・やり方は任せる

つまり、自由にやっていいけど〇〇をいつまでにだけは死守してね。
これを徹底することなのだそうです。

提出期限に間に合わなくなる要因の1つが、クオリティにこだわってしまうこと。
期限遵守の徹底は、何度も伝えていくことが必要だとのこと。

これは家族に関しても、同じことが言えるということで、
まゆまゆさんの家では、料理はパートナーが担当することになっているが、クオリティにこだわりすぎて、出来上がるのが21:00になってしまうこともあったが

〇子どもたちに早い時間に晩御飯を食べてもらいたい

どんな料理でもいいから、〇〇時に食事を開始できる を徹底したら
スムーズに回るようになったということ。

こだわりを持ちすぎると自走しない

「〇〇は■■であるべきだ!」
「〇〇でなければいけない!」

こうした、こだわりや持論を持っていると、ついつい自分が動くのではなく他人を思い通りに動かしたくなります。

自走式になるための一番の秘訣は、人を動かそうとしないこと!
これに尽きる!

やるもやらないも自分で選択できるようにする。
だけど、やりたくなるような手を最大限にうっていく→ リーダーの仕事

自らやりたいと手をあげたくなるにはどうすればいいのかを、常に考えて行きたいですね。

思い通りに動いてくれないからと、命令したり、怒ったりすると、どんどん自走式からは離れていきますし、それとともに、人の心も離れていってしまいます。

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